「IT×食品」のシマダヤに確信、メルコHDの株主総会で牧社長
冒頭、議長の牧社長が、今年4月3日に逝去した創業者・牧誠氏と株主の親交に感謝し、「創業者が遺した経営理念を継承し、代表取締役として一層精進していく」と語った。
株主から4月1日に完全子会社化した製麺メーカー・シマダヤについて質問が上がると、牧社長は「創業者が最後の仕事として臨んだ事業。収益を生み出す大きな“井戸”として、将来の発展に高い確信を持った経営判断である。IT×不動産がアパートWi-Fiであるように、ITとの掛け算に期待して欲しい」と応え、ITと異業種である食品とのコラボレーションの可能性を語った。
松尾民男副社長は「シマダヤは関東圏に強いが、まだ全国展開はできていない。また世界で和食が注目されるなか、グローバル展開の余地も大きい。食の安全によるIoTソリューションを実証試験し、食品業界全体に伝わるようなソリューションを考えていきたい」と、シマダヤの将来性や可能性について補足した。
なお、期末配当では、シマダヤの完全子会社化を記念し、普通配当25円に記念配当25円を加えた1株あたり50円が議決された。年間配当金は1株75円になる。
さらに経営体制の透明化と説明責任の明確化を図るために、相談役と顧問制度を廃止する議案も承認された。(BCN・細田 立圭志)
