きょう15日午前9時、与那国島の西南西で台風6号「ケーミー」が発生しました。今夜には、沖縄県の先島諸島に接近する恐れがあります。

台風6号の現状と 今後の見通し

きょう15日午前9時、与那国島の西南西(台湾付近)で台風6号「ケーミー」が発生しました。台風6号は、午前9時現在、中心気圧は992hPa、中心付近の最大風速は毎秒18メートルで、ほとんど停滞しています。台風は今後、東よりに進み、今夜には沖縄県の先島諸島に接近する恐れがあります。沖縄では、すでに南よりの風が強く吹いている所があり、台風の接近に伴いさらに風が強まるでしょう。沿岸の海域ではうねりを伴って、次第にしける見込みです。強風や高波に注意が必要です。
また、沖縄本島地方や先島諸島付近では、すでに梅雨前線の活動が活発になっていますが、台風の接近に伴い、さらに雨が強まって、大雨による災害が発生する恐れがあります。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、竜巻などの激しい突風にも、十分ご注意下さい。

台風の名前は

「ケーミー」とは韓国が用意した名前で、「あり(蟻)」という意味です。
台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)などが提案した名前が、あらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。