中国のポータルサイト・百度に29日、日本と韓国の軍事的な実力を比較し、日本のほうが総じて優れているとする認識を示した記事が掲載された。

 記事は「韓国の軍事力は日本より強い」という人がいるが、これは明らかに間違いであり、日本の方が強いのは明らかだとした。そして、国の軍事的な実力を表す3大要素として「人口、科学技術レベル、戦闘力」を挙げたうえで「韓国はいずれの要素においても優位に立っていないのだ」と説明した。

 また、武器の自給率を比較した場合も日本では68%に達する一方、韓国の装備の国産率は30%に満たないと指摘。さらに、総合的な国力として経済規模を比較しても日本は米国、中国に次ぐ世界第3位であるのに対して、韓国は11位止まりであると伝えている。

 記事は「日韓両国の軍事力について、ハード面のパワーだけを比較するのは決して適切ではない。経済力、技術力に加え、兵士のレベルや将校の指揮能力といった面でも比較する必要がある」とし、バード面での装備に関しては日韓両国でそこまで大きな差はないとの認識を示す一方、軍事的な指揮能力を比較した場合に日本の方が分があると論じた。

 さらに、国民の意思、歴史文化といった点でも韓国は日本に及ばず、仮に日韓間で大規模な軍事衝突が発生した場合「韓国は3カ月ももてばいい方だろう」と予測。一方で、勝利するであろう日本についても「損害が大きく、割に合わない勝利」で終わるとの見解を示している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)