また、毎朝、1時間半は校内の掃除をしなければならず、床に髪の毛一本落ちていてはいけないのでガムテープを使って掃除した。窓の桟(さん)も綿棒を使って念入りにしなければならず、彼女は「朝、5時頃には寮を出ていた」と語っている。

さらには、全て成績順で判断され、各科目の総合成績によって下駄箱の位置から座る順番までが決められた。初舞台に立つ時にもプログラムに載る写真の順番は成績順なので、そういった事情に詳しいファンはそれを見て誰の成績がどの辺りか分かるというわけだ。

宝塚歌劇団でも初舞台から5年目までは毎年、試験があり“研1”、“研3”などと呼ばれて最後の試験“研5”(研究科5年)の結果がすべてに影響するので「“研5”試験は墓場まで」という言葉もあるそうだ。ただ、はいだしょうこは“研4”の時点で退団しており「墓場の試験は受けていない」とのこと。

そんな宝塚での日々を振り返って、彼女は「私の基礎を作ってくれた場所」だと目を潤ませながら語った。現在、はいだしょうこは35歳となる。“うたのおねえさん”時代を過ごして、今でも歌手やタレントとして活躍できるのも宝塚時代に培ったものがあればこそだろう。

※画像は『はいだしょうこオフィシャルブログ』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)