DACグループ(代表:石川和則)が2012年の創立50周年を機にスタートした世界7大陸最高峰への登頂挑戦「DACセブンサミット・プロジェクト」は、2014年8月11日、第3弾ヨーロッパの最高峰であるエルブルス(5642m)に挑戦する3名の登山隊を送り出す。(写真は登山隊の3名で、左から逸見昌子さん、前山敏行さん、沢田はるかさん。サーチナ撮影)

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 デイリースポーツ案内広告社をはじめ10社の広告会社からなるDACグループ(代表:石川和則)が2012年の創立50周年を機にスタートした世界7大陸最高峰への登頂挑戦「DACセブンサミット・プロジェクト」は、2014年8月11日、第3弾ヨーロッパの最高峰であるエルブルス(5642m)に挑戦する3名の登山隊を送り出す。今年6月にはグループ代表の石川和則さんがセブンサミット挑戦の中でも登頂率16%と最難関山と名高い北米最高のマッキンリー(6168m)への登頂を成し遂げたばかり。出発を前に、登山隊として参加する3名に、最高峰に挑戦する意気込みを聞いた。

 今回、エルブルスに挑戦するのは、DACグループ常務取締役管理統括本部長兼CAOの前山敏行さん(写真:中央)、メンタル・カウンセラー室次長の逸見昌子さん(写真:左)、グローバル・デイリーのアカウントチーム課長の沢田はるかさん(写真:右)。沢田さんは、プロジェクトの第1弾であるアフリカ最高峰のキリマンジャロ(5895m)の登頂に成功した女性登山隊(6名)の一員で、今回2度目の挑戦になる。

 エルブルスは、ロシア共和国の南部、黒海とカスピ海に挟まれたカフカス山脈(コーカサス山脈)にある。ヨーロッパとアジアとの境をなす大山脈で、頂上付近は夏でもマイナス15度という氷の斜面になっている。登山隊は、1月から7カ月余りにわたる登山訓練を経て、登山家・倉岡裕之氏をガイドに迎え、登頂をめざす。

――標高5000メートルを超えるような世界の最高峰に挑戦するというのは、並大抵の決心ではないと思いますが、そもそもなぜ、この挑戦を決意したのですか?

沢田 キリマンジャロに挑戦してみて、山頂では、登頂したメンバーの誰もが自然とあふれ出る涙を止められないほどに感動しました。その後、帰国してから、会う方々から「変わったね」と声をかけられました。一言でいうと、「人当りが良くなった」ということらしいのです。それほど、前回の経験は、自分に成長をもたらしてくれました。もう一度、チャンスがあるものならと思い、改めて立候補しました。

 そもそも、石川社長が北極と南極を踏破した記録を本に書かれているのを読んで、「過酷な冒険をやり遂げると、周囲への感謝の気持ちが湧き上がってくる」という言葉に感動しました。石川社長と同じ世界を見てみたいと思ったことがキリマンジャロに挑戦した動機でした。実際に、登頂への挑戦を通じて、いろんな出会いがあり、山頂では、自然と両親や家族、仕事仲間への感謝の気持ちが湧き上がってきました。

 今回のエルブルスは雪も残る冬山に近い環境への挑戦になります。寒いのが苦手な私には、雪山へも新しい挑戦になります。

逸見 私もキリマンジャロ挑戦にも立候補しました。トレーニングをしていく中で、最終選考まで残ることができずに断念しました。当時は、60歳の還暦を前に、人生の記念に挑戦しようと思ったのです。今回の募集を見て、60歳となった今も59歳の頃の自分となにも変わったところもないので、人は年齢ではない!と改めて奮起し、立候補しました。既に61歳の誕生日も迎えましたが、今回はトレーニングを最後までやり遂げることができました。

 DACでは新入社員研修として富士山登山を行って、私は17年ほど前から、その引率で毎年、富士山登頂をしています。今年はトレーニングのおかげで、富士山へは楽々と登頂することができました。石川は、「一歩踏み出せば、必ずゴールがある」と良く申しますが、私も、ここで一歩踏み出してみようと思っています。標高5500mや6000mに相当する低酸素トレーニングを受けましたが、その環境では意識が混濁してきて、遭難する時の状態が身に迫って感じられる恐怖があります。しかし、その恐怖を乗り越えてこそ、得るものがあると思います。