タバコを吸いたくなる前にニコチン投与する新しい禁煙ウェアラブルデバイス「SmartStop」が開発中

タバコを吸っている愛煙家の中も少なからず「タバコをやめたい!」と思っていて、アメリカでは喫煙者の70%が禁煙したいと考えているそうです。しかしながら禁煙しようと思ってもなかなかできないのは周知の事実。そんな「禁煙しようと思ってもなかなかやめられない」という人に朗報なのが禁煙ウェアラブルデバイスの「SmartStop」で、今までになかった新しい方法で禁煙を手助けしてくれます。
Chrono Therapeutics - The Product
こちらがSmartStopで、手首や腕に装着してニコチンを体内に供給するタイプの禁煙デバイスになっています。

SmartStopは粘着性のパッチとして身に付けることも可能です。

SmartStopを開発したChrono Therapeuticsによると、喫煙者がタバコを吸いたくなる時間は、起床時や食後など、毎日同じタイミングで訪れるとのこと。今までにも装着してニコチンを吸収するタイプの禁煙パッチがありましたが、SmartStopは既存のモノとは違って1日中ニコチンを投与するのではなく、早朝・食事後といった喫煙衝動が最も起きやすい時間に投与してくれるので、起床時や食事後に、無性にタバコを吸いたくなるあの衝動を感じないというわけです。

また、SmartStopはスマートフォンと連動し、「ユーザーの喫煙衝動が訪れる時間」を毎日測定してニコチンを投与する時間を設定したり、SmartStopを使っている他のユーザーとコミュニケーションを可能にしたり、禁煙をあらゆる側面からサポートしてくれます。

SmartStopの仕組みは下記の通りで、パッチ内のニコチンがマイクロポンプで押し出されて、特殊な皮膜を通って皮膚に投与されます。容器内のニコチンは取り換え可能なので、SmartStopが1つ用意すれば後はニコチンを補充するだけです。

Chrono Therapeuticsは2004年からSmartStopの開発に取り組んでおり、2014年6月には3200万ドル(約32億円)の開発資金を獲得しました。喫煙者がニコチンの投与時間を設定し計画性を持って禁煙を進められるSmartStopは、禁煙を何度も失敗してきた喫煙者にとっては今から期待がかかる製品です。
