タマホームがFacebookで呼びかけた公開イベント「タマホームいいね!大交流会IN帝国ホテル」が11月6日に開催され、約1500人の参加者が訪れる大イベントになった。

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 タマホームがFacebookで呼びかけた公開イベント「タマホームいいね!大交流会IN帝国ホテル」が11月6日に開催され、約1500人の参加者が訪れる大イベントになった。同社のFacebookが3万いいね!を達成したことを記念し、当初は1300名招待を目標に参加者を募集したところ、参加予定者が2100人を突破。会場を急きょ広げて1500人程度を迎え入れる体制にして開催した。同社専務取締役の玉木伸弥氏に、大交流会開催の狙いと、今後の計画について聞いた。

――タマホームいいね!大交流会は、今年5月に帝国ホテルで2万いいね!達成を記念して開催されてから、一段と規模が拡大しました。

 5月に開催した時には600人に集まっていただいたのですが、今回は2000人以上の方々が参加を希望され、帝国ホテルでも経験がないとおっしゃるほどの規模に膨れ上がってしまいました。

 また、Facebookの公開イベントとして開催しているのですが、実は、Facebookで参加希望を表明なさっていても、実際に管理者が参加者一覧を閲覧できるのは500人までなのです。ですから、誰が来てくださるのかすら分からないという状況で準備をしました。これは、Facebook社にも問い合わせたのですが、そもそも500人を超える人を集める公開イベントを想定していないようです。

――この交流会は、各地で開催されていますね。

 1万いいね!の達成記念で、福岡、大阪、東京の3会場で開催し、その後、大分、札幌、大阪、仙台、東京で開催し、今回で9回目になります。当初は、福岡で50人、東京でも100人程度のパーティでしたが、前回の東京の交流会が600人を集める盛会となりました。

 今回のイベントには、5月の600人交流会に参加していただいた方が多く、リピーターとして参加していただいているようなので、タマホームのFacebookを通じた交流の輪が広がっていることを実感しています。

――このイベントへの参加資格は、タマホームのFacebookで「いいね!」を押したことだけ。しかも、参加費は無料。帝国ホテルのフランス料理立食ビュッフェと飲物は飲み放題で、しかも、会場で開催するゲームではロボット掃除機「ルンバ」や帝国ホテル宿泊券などを賞品としてプレゼントしています。このイベント開催の目的は?

 タマホームを知っていただきたいということが全てです。この交流会では、当社の全国の営業所から選抜した200人の社員が参加しています。イベントに来ていただいた皆さまをおもてなしするために呼び寄せているのですが、私の思いとしては、当社の社員を皆さまに知っていただきたい。当社は住宅メーカーですが、直接お客さまと接する社員がウリモノだと思っています。その当社の社員と来場していただいた皆さまとの交流の場として位置づけています。

 以前、全国1万人調査を行った時に、タマホームを選ばなかったお客さまは、タマホームの展示場に足を運んだことがない、タマホームを知らないという方々でした。まずは、知っていただきたい。Facebookは既に4万1000人を超えるファンがいてくださいます。さらに広くファンを募りたいと思っています。

 当社ではFacebook課を置いて、専任担当者2人がFacebookページの運営に当たっています。Facebookへの投稿や書き込みに対し、こまめにコメントやメッセージをやり取りし、交流を深めています。

――今回、1500人も参加するイベントになったのですが、これからの計画は?

 将来的な話ですが、東京ディズニーランドが4000人以上で貸し切りができるということなので、そのような大規模な交流会を開いてみたいという思いがあります。

 このイベントは、コーチングで使われる言葉でいうと「アクノリッジメント(承認)」の場だととらえています。まずは、私どもがお客さまと出会い、お客さまをもてなすことによって、お客さまの方でもタマホームを認めてくださるようになります。引き続き、多くのお客さまとの交流の場を、全国で設けていきたいと思っています。(編集担当:風間浩)