サーチナ総合研究所(上海サーチナ)が2011年4月に中国全土の3000人に対してインターネット調査を実施、「好きな日本のアニメは何ですか?」と聞いたところ、第1位は「ドラえもん」となった。「好きな日本のアニメ」に「ドラえもん」を選んだ回答者は全体の61.3%。

写真拡大

中国における日本アニメ 第2回

 サーチナ総合研究所(上海サーチナ)が2011年4月に中国全土の3000人に対してインターネット調査を実施、「好きな日本のアニメは何ですか?」と聞いたところ、第1位は「ドラえもん」となった。

 「好きな日本のアニメ」に「ドラえもん」を選んだ回答者は全体の61.3%。年齢別に見てみると、「15−20歳」から「36−40歳」までの各年齢層の60%以上が「ドラえもん」を「好きな日本のアニメ」に選んだ。特徴的なのは、高い年齢層からも支持されていること。「41−45歳」では57.5%、「46−50歳」では37.1%、「51−55歳」と「56−60歳」では共に50%が「ドラえもん」を「好きなアニメ」と回答した。

 2位は「クレヨンしんちゃん」。全体の54.4%が「好きなアニメ」に選んだ。男女比で見ると、男性の50.2%、女性の58.5%が同アニメを「好きなアニメ」としている。女性からの支持の高さが目立つが、半数の男性からも支持を得ていることが分かった。年齢別に見れば、ドラえもん同様、全年齢層で比較的高い支持を得ている。「26−30歳」から「61歳以上」までの各年齢層ではいずれも50%以上が同アニメを「好きなアニメ」としている。なお、「36―40歳」の層からの支持が最も高かった。

 3位となった「名探偵コナン」は全体の54.1%が「好きなアニメ」に選んだ。男女比では、男性が48.4%、女性が59.9%。女性により支持されていることが分かった。年齢別に見れば、若い層からの支持が高く、「15―20歳」では63.8%、「21―25歳」では62.9%が同アニメを「好きなアニメ」としている。全体としては、年齢の増加とともに支持する回答者が減る傾向が見られた。

 4位となった「ちびまる子ちゃん」は女性の57.7%が「好きなアニメ」と回答。なお、男性は31.5%。1位から4位まではいずれも、男性よりも女性により強く支持されているという結果となった。

 6位に入った「NARUTO−ナルト−」は男性からの支持が高く、39.4%の男性が「好きなアニメ」に選んだ。一方女性は27.7%だった。年齢別では、「15―20歳」で45%、「21―25歳」では46%、「26−30歳」では35.6%、「31−35歳」では27.4%から支持を得ている。

 回答者の「収入」と「アニメの好み」の関係についていえば、1位から10位においては、二つの間に目立った相関関係は見られなかった。つまり、中高所得者層と低所得者層は概ね同じ程度に「ドラえもん」や「ONE PIECE(ワンピース)」などが「好き」であることが分かった。

 今回の調査では、中国の国営テレビで放送されたことがあるアニメ、以前に話題になったアニメ、現在中国で人気があるアニメなど45タイトルをサンプルとして抽出し、アンケートを実施した。同アンケートの回答の選択肢は下記のとおり。

■「好きな日本のアニメは何ですか?(複数回答)」(括弧内は、参加者全体のデータ)ドラえもん(61.3%)クレヨンしんちゃん(54.4%)名探偵コナン(54.1%)ちびまる子ちゃん(44.6%)スラムダンク(44.1%)NARUTO−ナルト−(33.6%)ドラゴンボール(30.7%)聖闘士星矢(27.7%)セーラームーン(26.4%)ONE PIECE(ワンピース)(25.6%)テニスの王子様(20.1%)キャプテン翼(19.7%)犬夜叉(19.4%)宮崎駿アニメ(18.2%)頭文字D(16.8%)BLEACH(15.7%)ポケットモンスター(15.5%)デスノート(14.3%)北斗の拳(8.8%)HUNTER×HUNTER(8.7%)幽遊白書(8.0%)金田一少年の事件簿(8.0%)るろうに剣心(7.7%)シャーマンキング(7.5%)黒執事(7.4%)FAIRY TAIL(6.9%)Dr.スランプ(6.7%)遊戯王(6.6%)NANA(6.5%)けいおん!(6.4%)しゅごキャラ!(6.2%)鋼の錬金術師(6.1%)ガンダム(5.9%)家庭教師ヒットマンREBORN!(5.4%)銀魂(5.2%)新世紀エヴァンゲリオン(5.1%)最遊記(4.6%)君に届け(4.4%)コードギアス 反逆のルルーシュ(4.1%)とある魔術の禁書目録(4.0%)攻殻機動隊(3.8%)とらドラ!(3.7%)フルメタル・パニック!(3.5%)俺の妹がこんなに可愛いわけがない(3.4%)神のみぞ知るセカイ(3.3%)特に好きなものはない(2.3%)

(編集担当:森川慎一郎・サーチナ総合研究所研究員)



■最新記事
視聴経験100%−中国人の隅々にまで浸透する日本のアニメ
中国人の好きな日本のポップカルチャー、トップは断トツ「アニメ・マンガ」
日本のアニメはどれくらい中国人に愛されているのか
上海の新テーマパーク「上海漫画&アニメミュージアム」に行ってみた
中国における日本アニメ・マンガの影響力調査