スターマー英首相が22日にも辞意表明か…現地報道、首相府は否定「職務に専念している」
【ロンドン=工藤武人】英国の次期首相候補と目されるアンディ・バーナム氏が下院補選で圧勝したことを受け、スターマー首相への辞任圧力が急速に強まっている。
英日曜紙オブザーバーは、スターマー首相が22日にも退任時期を示し、辞意を表明すると伝えた。スターマー氏は自身の進退を慎重に検討しているとみられている。
BBCによると、英首相府は、スターマー氏が「職務に専念している」として、辞意表明に関する報道内容を否定した。
オブザーバーは20日、スターマー氏が、与党・労働党内で待望論が強いバーナム氏の当選後、閣僚や党の有力支援者らと今後の対応について協議し、政権を維持できないと判断したと報じている。妻と相談して結論を出すとしている。
スターマー氏はバーナム氏の当選後、「党首選になれば逃げずに出馬する」と述べた。ただ、バーナム氏に党首と首相職を禅譲する「秩序ある退陣」を求める声は勢いづいている。ザ・タイムズ紙はイベット・クーパー外相ら一部閣僚も禅譲論に賛同していると伝えた。
