台米連携で違法薬物密輸摘発 ヘロイン約281キロなど押収 末端価格500億円超/台湾
調査局が16日、記者会見で明らかにした。
調査局は米DEAとの密接な情報連携の下、昨年12月3日未明、海上で違法薬物の取引を終えた漁船「添発財38号」に対して南部の離島・小琉球の南西海域で乗船検査を実施。外国籍の船員7人を含む計10人を逮捕し、違法薬物を押収した。
記者会見には卓栄泰(たくえいたい)行政院長(首相)や米国の対台湾窓口機関、米国在台協会(AIT)のレイモンド・グリーン台北事務所長(大使に相当)も出席した。
卓氏は、今回の摘発で、台米双方の情報共有や科学技術面での連携、職員同士の連絡が、違法行為の撲滅にすでに大きな成果を上げていることが改めて示されたと述べ、違法行為の撲滅のみならず、民主主義や人権、自由といった共通の普遍的価値観の維持やインド太平洋地域の平和と安定において、さらなる協力ができるよう期待を寄せた。
グリーン氏は、違法薬物の危害は単一地域に限定されず、国境を超えるものだとし、「われわれが違法薬物の危害から国民を守る行動能力は、大部分が互いの協力関係の強度によって決まる」とし、今回の成果は「強大なパートナー関係が卓越した成果をもたらすという最良の証明だ」と語った。
(謝君臨/編集:名切千絵)
