「シャングリラ」という言葉には、どこか現実離れした理想郷のイメージがあります。喧騒から切り離された静かな楽園、誰もが一度は思い描く“たどり着きたい場所”。その響きには、安らぎだけでなく、手の届きそうで届かない幻想のようなニュアンスも含まれています。音楽の世界でも「シャングリラ」は、逃避や憧れ、あるいは心の中にある理想の風景を描くモチーフとして、数多くのアーティストに選ばれてきました。明るく開放的なサウンドで楽園を表現する曲もあれば、どこか儚く、現実との距離を感じさせる楽曲もあり、その解釈はさまざまです。同じ言葉でも、そこに描かれる“楽園”の形は人それぞれ。今回は、そんな「シャングリラ」というタイトルを持つ楽曲の中から5曲を紹介します。音楽の中に広がる、それぞれの理想郷を感じてみてください。

●電気グルーヴ「Shangri-La」

●チャットモンチー「シャングリラ」

●Sundae May Club「シャングリラ」

●GO!GO!7188「シャングリラ」

●SKRYU「Shangri-La −絶景―」

(written by 山崎健治)