全国から集まったクラウン(道化師)たちのイベント「クラウンパレード」開催

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 全国から集まった102人のクラウン(道化師)が、世界平和への願いを込めて練り歩くイベント「クラウンパレード」が、6月6日(土)に神戸ハーバーランド周辺(神戸市中央区)で行われる。

2025年のクラウンパレード・東京公演フィナーレの様子

「クラウンパレード」は、2022年4月からスタートしたイベント。ウクライナ南西部の港湾都市オデッサで開催されている国際クラウンフェスティバル「コメディアーダ」が、ロシアによるウクライナ侵攻の影響で開催困難となったことを受け、現地で審査員を務めたサーカス学会会長の大島幹雄さんが、戦禍に苦しむウクライナの人々を励ましたいとの思いから始まり、今年で4年目。これまでは首都圏開催だったが、今回初めて神戸で行われる。

2025年のクラウンパレード・東京公演の様子
2024年開催のクラウンパレード・神奈川公演

“笑いで平和を”をテーマに、これまで東京や横浜でチャリティー公演を開催。収益は「コメディアーダ」の主催団体へ寄付してきた。

 今年は、米国リングリングサーカス認定のプロサーカスクラウンとして37年のキャリアを持つG・E-JAPAN代表の白井博之さんがプロデューサーを務める。

 当日は午前11時から、「大パレード」が神戸ハーバーランドのはねっこ広場から高浜岸壁にかけて行われる。

 出演者には、世界で活躍するクラウンデュオ「イエンタウンフールズ」や、ジャグラー・コメディアンの三雲いおりさんをはじめとするプロクラウン102人が参加する。

 パレード終了後には、「新開地アートひろば」でクラウンたちによるパフォーマンス公演を実施。ゲストとして、ウクライナから避難し日本で活動するオデッサ国立歌劇場バレエ団のソリスト、チャバニュク・ボグダンさんとコスチュチェンコ・ビクトリアさんが出演し、バレエを披露する。また、ノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の東海北陸ブロック代表理事・金本弘さんによる講演も予定されている。

クラウンパレード・羽村公演の様子

 イベント発起人の大島さんは「東京や横浜でやってきたことが、今回神戸でさらに規模も内容もふくらませて開催されることはとても意義あること。笑いで平和をという願いが日本中に広がっていく機会になるのではないでしょうか」と話している。

 また、プロデューサーの白井さんは「クラウン=CLOWNという言葉には、愚か者、という意味があります。いまだに世界中で争いの絶えない悲しい現実に対して決して泣き寝入りせず、勇気と深い人間愛を持った、愚か者の代表、クラウン102名が全国より港町神戸に集結し、世界平和を提唱させていただきます」と語った。

 第1回公演は午後1時30分、第2回公演は午後6時開演。チケット料金は前売5000円、当日6000円。当日の模様は映像として記録され、後日ウクライナの人々にも届けられる予定という。