フランスでのAIインフラ投資を決めた孫氏(左)とマクロン仏大統領(1日、パリで)=市川大輔撮影

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 【パリ=市川大輔】ソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長兼社長は1日、パリのエリゼ宮(仏大統領府)で、フランス企業と共同でAI(人工知能)向けデータセンター(DC)整備に最大750億ユーロ(約13兆9000億円)を投資する協定に署名した。

 マクロン仏大統領と会談後、孫氏は「次の1000年の文明を作るものになる」と述べた。

 SBGのDC投資はこれまで米国が中心で、欧州では初となる。今回の投資は、4月に来日したマクロン氏が孫氏に働きかけたことで実現した。孫氏は、DCの稼働に必要な大量の電力を供給する提案がマクロン氏からあり、投資を決めたと説明した。孫氏はAIインフラ投資について「米国や中国が先行している。欧州も日本も急がなければ取り残されてしまう」と強調した。

 SBGはフランスで、AIを活用したロボットの製造工場整備も検討する。マクロン氏は「欧州でDCと計算能力を持つ国として、AI産業の拠点となる」と意気込んだ。