日本ハム・清水大 本拠地初登板で2死満塁から絶叫無失点「緊張よりも気合が入りました」
◇交流戦 日本ハム3―5巨人(2026年5月30日 エスコンF)
巨人助っ人のバットが空を切ると、日本ハム・清水大暉投手(19)は力強くガッツポーズして喜びを爆発させた。2番手として高卒2年目右腕は1―4の8回に登板し、松本、中山への四球などで2死満塁を招いたが、「全力で毎球毎球投げました」と昨季17本塁打、51打点をマークしたキャベッジを151キロの直球で空振り三振で抑えた。
1軍公式戦初の本拠地・エスコンのマウンドで1回1安打無失点。プロ2度目の登板はピンチを招きながらも粘り切り「緊張よりも気合が入りました。四球を2つ出してしまいましたが、結果的に抑えられて良かったです」とうなずいた。
デビュー戦での悔しさを投球でぶつけた。プロ初登板となった23日のソフトバンク戦では5番手として1―9の8回から登板し、2/3回を2安打2失点。周囲から「もっと思いっ切りいけば良い」という助言を胸に、この日のマウンドに上がった。満塁となってもベンチから「打者勝負で!」との声に背中を押された。自己最速タイとなる154キロを計測するなど、直球を30球中20球投げ込んで、新庄監督も「あのボールですよ。良い経験をしていますよね」と称賛するほどだった。
前日には前橋商(群馬)の先輩でオフの自主トレで弟子入りした巨人・井上とあいさつを交わした。チームは負けを喫したが、躍動した先輩左腕からの「頑張ってね」という言葉も力に変えた。まだ19歳。清水大は「1軍で1勝」という大きな目標へスタートを切ったばかり。これから着実に“成長ロード”を駆け上っていく。(小渕 日向子)
