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金沢市に本社を持つ大手機械メーカー「渋谷工業」が、再生医療で使う幹細胞の自動培養システムの開発に成功し、6月にタイの企業に出荷することになりました。

幹細胞は、人の体を作るさまざまな細胞の元になるもので、“へその緒”などから採取されます。

海外では、将来のけがや病気に備え、幹細胞を冷凍保管する事業が民間で進んでいて、今回、細胞の培養を手がけるタイの企業「MEDEZE」が、渋谷工業のシステムを採用します。

渋谷工業は、これまで人が行っていた幹細胞の培養や培養容器の搬送などを、AI・人工知能搭載の機械で自動化。

汚染源となる人の手を介さず、AIが細胞の管理や必要な作業を代替することで、生産性を大幅に向上させたとしています。

開発にあたっては、主力製品の飲料充填機で培った無菌環境を整備するノウハウなどが生かされています。

渋谷工業は「革新的なシステムの開発を通じ、再生医療の産業化に貢献していく」としています。