古代の埴輪工房跡で“マイ埴輪”作り 大阪・高槻市で体験イベント

古代の職人たちが埴輪を作っていた場所で、今度は自分が埴輪作りに挑戦。
そんな古代ロマンたっぷりのイベント「ハニワづくりとスケッチ・ぬり絵大会」が、5月30日に大阪府高槻市の「新池ハニワ工場公園」(高槻市上土室一丁目)で開催されます。
会場となるのは、約1600年前に埴輪を作っていた日本最大級の埴輪工房跡「新池埴輪製作遺跡」を整備した公園。
5世紀中頃から6世紀中頃まで約100年間操業していたとされ、発掘調査では3棟の埴輪工房や18基の埴輪窯、工人集落などが確認されています。
ここで作られた大量の埴輪は、太田茶臼山古墳や史跡今城塚古墳などの巨大古墳、さらに三島地域の有力者の墓にも並べられていたそうです。そんな古代の“埴輪工場”跡で、今度は参加者が現代版の職人に。粘土をこねながら、自分だけの一体を作ります。
当日は、再現された埴輪工房の中で粘土を使った「ハニワづくり」を体験できます。顔をゆるくするか、きりっとさせるか、はたまた謎のポーズを取らせるか。どんな埴輪が誕生するかは作り手次第です。
ハニワづくりは当日先着200人で、粘土代は300円。受付は10時から15時までですが、粘土などがなくなり次第終了となります。
また、公園内ではスケッチやぬり絵も実施され、こちらは無料で参加可能。絵具やクレヨンなどは持参が必要です。完成した作品は、夏休みに今城塚古代歴史館で展示される予定とのことです。
イベントの開催時間は10時から16時まで。雨天決行ですが、警報発表時は中止となります。会場には駐車場がないため、来場には公共交通機関の利用を。JR摂津富田駅から市営バス「公団阿武山」または「西塚原」行きに乗車し、「上土室」バス停で下車、徒歩約5分です。
1600年前のものづくりの現場で、世界にひとつだけの埴輪を作る一日。親子で参加すれば、古代史がぐっと身近に感じられそうです。
<参考>
たかつき歴史Web「ハニワづくりとスケッチぬり絵大会開催(5月30日)」
