スポニチ

写真拡大

 ◇ナ・リーグ ドジャース−パドレス(2026年5月20日 サンディエゴ)

 ドジャース大谷翔平投手(31)が20日(日本時間21日)、敵地でのパドレス戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。投打同時出場した試合では今季初となる8号となる先頭打者本塁打を放った。

 初回の第1打席、相手先発・バスケスの第1球、95・5マイル(約153・7キロ)の高め直球を振り抜くと、高く上がった打球は中堅右に着弾。初球を先頭打者アーチにし、敵地ファンも騒然となった。

 この先頭打者アーチは打球速度111.3マイル(約179キロ)、398(約121・3メートル)、打球角度39度を計測。17日(同18日)のエンゼルス戦後に「いい打球角度で触れていれば長打もHRも増えてくるのかなと思う」と語っていたように久しぶりに打球角度が付き、豪快な一発が生まれた。

 本塁打は12日(同13日)のジャイアンツ戦で放って以来、6試合ぶり。投打同時出場した試合は今季4試合目で初アーチとなった。

 登板日に初球を先頭打者本塁打(プレーボール弾)にしたのは、日本ハム時代の2016年7月3日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)、昨年10月17日のブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦に続き3本目。先頭打者アーチは今季3度目、通算27度目となった。

 5月に入って打撃成績が低下していたこともあり、直近3試合の登板は投手に専念。それでも13、14日(同14、15日)のジャイアンツ戦2試合を打者として休養したことで、ロバーツ監督が「数日休ませてリセットできたことも良かった」と語ったように復調の気配を見せ始め、前日19日(同20日)まで4試合連続でマルチ安打をマークしている。

 この日、登板4試合ぶりに二刀流で出場させた理由について指揮官は「彼のスイングの状態を見れば、彼が打席に立つことが勝つための最善策」と説明。さらに、21日(同22日)は試合がないことから「明日は休養日だから、そうしたことを総合的に考えて、今日がいいタイミングだと判断した」とも付け加えた。

 チームは前日のパドレス戦に勝利して、わずか1日でナ・リーグ西地区の首位を奪還。それでも2位のパドレスとのゲーム差はわずか0・5とあり、首位攻防第3戦も落とせない大事な一戦となる。