ここ数年の映画はパッとせず(C)日刊ゲンダイ

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《各国批評家から酷評の嵐》と一部で報じられた是枝裕和監督(63)の新作映画「箱の中の羊」(5月29日公開)。綾瀬はるか(41=写真)と、お笑いコンビ「千鳥」の大悟(46)のダブル主演で、大悟にとっては映画初主演作だ。

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 開催中の第79回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールとなれば、是枝監督にとっては2018年公開の「万引き家族」以来、2度目の受賞となる。

「日本人監督でパルムドールを2度受賞しているのは、今村昌平監督(06年79歳没)ただ1人。83年『楢山節考』と、97年『うなぎ』です。実現すれば30年ぶりの快挙ですから、関係者の期待は大きい」(映画ライター)

 熱い視線が注がれているだけに《酷評》とは穏やかじゃないが、「もし受賞を逃したとしても、これだけ連日ネットニュースになって注目を集めている作品なら、日本でのヒットは間違いない」と、前出の映画ライターはあくまで楽観的だ。

「是枝監督の過去作を振り返っても、出世作となった04年『誰も知らない』こそ興行収入約10億円でしたが、それ以降は、13年『そして父になる』の32億円、15年『海街diary』の17億円、23年『怪物』の21億円……是枝監督作品というだけで、十数億〜20億円ぐらいは見込めるようになっていますからね」

 ちなみに18年「万引き家族」はパルムドールの追い風もあって、日本での興収が45億円超えの大ヒットだった。

「それでなくても、若者にも人気がある大悟さんの映画初主演作というだけで、話題性は十分あります。『万引き家族』に匹敵する興収も期待できる」と、エンタメ誌編集者はこう続ける。

「日本人は“権威”に弱いので、カンヌ、ベネチア、ベルリンの世界三大映画祭や、米アカデミー賞などで賞を取ると、興収が事前予想の数倍にハネ上がることはあります。が、それはやや年配層に見られる傾向で、イマドキの若者はSNSの口コミを信じる。自分たちが《面白い》と思えるかどうかが重要で、プロの批評家の《酷評》なんてどうでもいいというか、知らないのでは」

 もちろん「箱の中の羊」も2度目の受賞となれば、「『万引き家族』の45億円を超えてくるかも」と、スポーツ紙芸能デスクもこう話す。

「主演の綾瀬さんの出演映画は、このところパッとしません。キムタク主演の23年『レジェンド&バタフライ』は製作費20億円に対して興収24億円ほど。23年の主演作『リボルバー・リリー』も10億円に届かず、24年『ルート29』は《大惨敗》《人気に陰り》などと散々な言われようでした。綾瀬さんも思うところがあったはず。だからこそ『海街』でお世話になった是枝監督に“賭けた”わけで、間違いなく綾瀬さんの女優としての評価は『箱の中の羊』で一変すると信じたい」

 やっぱり“持ってる女優”か、それとも……注目のカンヌ授賞式は5月23日だが、ここで弾みをつけて噂の相手と「結婚」まである?

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