国光外務副大臣が母校の観音高校で「平和への思い」伝える 広島市
NPT再検討会議でスピーチした国光外務副大臣が、母校の観音高校を訪れ平和への思いを伝えました。
母校である広島観音高校を訪ずれたのは、国光あやの外務副大臣です。広島での公務の中、本人の希望で訪問が実現しました。
4月、ニューヨークのNPT再検討会議でスピーチし、原爆で命を落とした300人以上の生徒を偲んだ当時の校長の和歌を引用しました。
「広島二中の悲しい歴史を繰り返さないためにも、核兵器国と核兵器を持っていない国、両方がいる会議の場でみんなで誓って、取り組んでいこうという話をした」
被爆80年を機に、2025年、出版された漫画『いしぶみ』。旧制広島二中、今の観音高校の1年生323人が被爆して亡くなるまでを、遺族の証言などをもとにたどった作品です。
原作となったのは広島テレビが制作した原爆ドキュメンタリー「碑」。国光副大臣も高校時代、毎年夏に同級生と一緒に見て、平和を誓った原点だと話します。
■国光 あやの 外務副大臣
「広島二中、広島観音高校は長い歴史、そして悲しい歴史もあり、皆さんその上に今、学び舎で学んでいることに、自覚と誇りをもって、日本や世界の平和に、自分が頑張って取り組むという人に育ってもらえたらうれしい」
また、人種差別を減らすためにどうすべきか、という質問に対し、「人種によって判断しないよう、自ら主体的にものを考える習慣を、学校生活や地域社会で身につけてほしい」とアドバイスを送りました。
■観音高校3年 内堀 美瑠 さん
「平和といえば戦争のイメージ強かったけど、友達と仲良くするなど身近なところから、どんどんつながっていくと思った」
■観音高校3年 中嶋 徠貴さん
「碑の話がとても心に残っていて、その話を聞いて核を減らしていくことが大事だと思って、これからも平和を大事にしていきたいと思います」
国際舞台に立つ卒業生の話は、高校生にとって貴重な学びの時間となりました。
【2026年5月12日 放送】
