「恐れ多い」炎鵬、元貴景勝・湊川親方から一本の電話 “同じ苦しみ”を味わった者同士の“絆”

<大相撲五月場所>◇東京・両国国技館
脊髄損傷の大怪我という力士生命を揺るがす大怪我で序ノ口まで番付を落とした小兵スターである炎鵬(伊勢ケ濱)が、3年ぶりの関取復帰を果たし、十両十四枚目の番付で五月場所に臨む。十両復帰を果たした炎鵬のもとには発表の日、同じ苦しみを味わった元大関・貴景勝の湊川親方から一本の電話が。その際のエピソード、さらに同じ首の怪我に苦しんだ湊川親方への思いを口にした。
じつに3年ぶりの十両復帰を果たした小兵のスター・炎鵬(伊勢ヶ濱)。絶望の淵から這い上がった彼に向けられたのは、同じ「首」の痛みを分かち合った“戦友”からの温かい言葉だった。
場所前にインタビューに応じた炎鵬は、入院中、相撲中継をほとんど見ることができなかったと告白。しかし、その中で唯一、勝敗を気にかけ「勝手に一緒に戦っていた」と語る存在が、元大関・貴景勝の湊川親方だった。
「相当な覚悟で相撲を取ってらっしゃるのは、やっている身として分かるところがあった」
十両復帰の番付発表当日、炎鵬のもとに湊川親方から一本の連絡が入った。炎鵬は「恐れ多いのですが、『本当におめでとうございます。自分のことのように嬉しいです』と言っていただいて」と、少し照れくさそうに、しかし噛みしめるように明かした。
かつて土俵を沸かせたライバルであり、同じ苦しみを知る者からの「自分のことのように嬉しい」という言葉を胸に、炎鵬が十両の土俵に上がる。「以前の自分より今の自分が強い」と自信を口にする炎鵬が、どのような取組でファンを楽しませるのか注目だ。(ABEMA/大相撲チャンネル)
