寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」シャワー券、メルカリで高額取引…湯が不足する可能性も
人気の寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」の車内でのみ販売されているシャワー利用券が、フリマアプリで取引されていることがわかった。
正規料金の5倍ほどの値がついているものもあり、JR西日本は、正規ルート以外での購入を控えるよう呼びかけている。
サンライズ瀬戸・出雲は東京―高松、出雲市間を結び、定期運行する唯一の寝台列車。定員は150人。通常は1日上下各1便で、予約が取りづらいことで知られる。車内には、乗客用のシャワー室が設置されている。
JR西日本によると、シャワー券は、上級個室の乗客に無料配布され、他の乗客は車内にある2台の券売機で購入できる。1枚330円で、6分間利用が可能。ただし、搭載できる湯の量に限りがあるため、販売枚数は40枚程度にとどまる。始発駅では、シャワー券を購入する乗客の列がホームにまであふれることもあるという。
7日午後、記者がメルカリのアプリを確認したところ、未使用券が1枚1777円で出品されていた。利用日に指定はなく、車内で確実にシャワーを浴びるため、正規の販売額より高くても需要があるようだ。
JR西の広報担当者は、シャワー利用者が想定以上に集中した場合、湯が不足する可能性があるとし、「トラブルを防ぐため、券売機では自分の分だけ購入し、使ってほしい。対策を考えたい」と話している。
