V・ファーレン長崎は7日、「ファン・サポーターの皆様へお願い」というリリースを発表。選手やスタッフのプライバシーを侵害する行為があったことを伝えた。

 クラブ公式サイトによると、「日常生活における過度な接触行為をはじめ、選手・スタッフのプライバシーを侵害するような事象」を複数報告されたという。

 さらに具体例として、実際に起きたことを3つ提示した。ひとつは公園で家族と過ごしていた際に、許可のない撮影をされたうえ、公園から離れる際にも追いかけるような行為をされたこと、二つ目はホームゲーム終了時に、車で帰宅する際に歩道からスマホのカメラを向けられて無断で撮影され、同乗している家族らが映ったものをSNSに無断でアップされていたこと、三つ目はクラブハウスから車で自宅に帰宅する際に、駐車場出口近辺で出待ち行為をしている人が運転中の車にファンサービスを求めて駆け寄ってきたこと、が挙げられた。

 MF山口蛍は自身のSNSを更新。「はじめての事ではないですが…試合後、車の無断撮影や後をつけられることがあり、自宅を特定されてしまいました」と事情を説明する。「大袈裟かもしれませんが、不安と恐怖を感じています。面識のない方からカメラを向けられたり、つきまとわれる状況は、決して適切な行為ではありません。このようなお願いをするのは心苦しいのですが、節度ある行動をしていただけますと幸いです」と述べた。

 クラブは、練習場やイベント以外での過度な声掛け、無断撮影、接触、尾行、出待ちなどを禁止。特にホームゲームやアウェー遠征時の駐車場、移動中のサイン・写真対応やプレゼントの受け取りは控えるとしている。

 その上で、「一部の行き過ぎた行為によって、選手・スタッフが不安を抱えているのも事実」と強調。今後も問題行為が続いた場合は、選手参加イベントの中止や、SNSアカウントの特定を含めた厳正対応を取る方針を示した。