【赤ちゃんポスト】「こうのとりのゆりかご」開設19年、初めて東日本からの預け入れは確認されず
親が育てられない子どもを匿名でも受け入れる「こうのとりのゆりかご」、いわゆる「赤ちゃんポスト」で、初めて、東日本からの預け入れがなかったことが公表されました。
熊本市の慈恵病院が運用する「こうのとりのゆりかご」は、2007年5月10日に開設されました。
開設から19年を前に会見した慈恵病院は、昨年度の預け入れについて、居住地を把握できた中で東日本からの預け入れがなかったと明らかにしました。
慈恵病院によりますと、これまでは東日本が多い傾向にあり、全くなかったのは開設以来、初めてだということです。
蓮田健理事長は、2025年3月から東京の賛育会病院が赤ちゃんポストを開設した影響ではないかと話し、女性の匿名性が守られるならば、全国に赤ちゃんポストが広がることを前向きに捉えていると話しました。
■慈恵病院 蓮田健理事長「慈恵病院の「こうのとりのゆりかご」赤ちゃんポストは、いずれは九州の赤ちゃんポストの位置づけになってきて、もし全国に各都道府県に広がっていけばアクセス面でのリスクはなくなると思います」
また、蓮田理事長は課題として「預け入れられた子どもの生育環境が把握できていない」とし、行政に実態の調査を求めたいと話しています。

