一軍登板は近い(C)日刊ゲンダイ

写真拡大

 雨降って地固まる──となればいいのだが。

【もっと読む】ソフトB城島健司CBO直撃(1)「ポスティングをやらないとは言ってない」

 ソフトバンクの倉野投手チーフコーチが30日、左手骨折で離脱中の守護神・杉山一樹(28)について、早期復帰を明言した。

 杉山は4月11日の日本ハム戦で自分自身の不甲斐なさに腹を立て、ベンチを殴打し骨折。ともすればプロ失格と思われかねない自傷事件だが、倉野コーチは「二軍でみそぎ、みたいなことはしない」と、懲罰期間は設けない方針。1日の二軍戦で実戦復帰する予定で、「戦力になると思えば昇格させる」と続けた。

 もっとも、球団は当初から罰を下すつもりはなかったという。

「事件直後から、『懲罰なんて不要』と言われていました。チームにどれだけ迷惑をかけたかは、杉山自身が一番理解している。リハビリ中の態度からも、十分反省がうかがえたと聞いています。そもそも、杉山を遊ばせておく余裕もありませんから」(球団OB)

 現在、ソフトバンクの救援防御率は3点台前半で、リーグ3位。ロングリリーフこそ安定しているものの、試合終盤に失点するケースが多く、29日のオリックス戦ではオスナが打ち込まれ、逆転負け。セットアッパーの松本裕もWBC出場で調整が狂ったのか、防御率4.70とピリッとしない。

「杉山も骨折するまでは防御率9.00と大不振でしたが、首脳陣が期待しているのは、反省を経て復活した杉山自身の心境の変化です。もともと杉山は『結果オーライでも抑えればいい』という楽観的な性格ではなく、どちらかと言えば扱いづらい職人タイプ。納得のいく投球ができないと抑えても喜ばず、打たれるとなおさら。配球をめぐって、捕手と衝突したことも何度かあった。今回のケガで自制心が鍛えられれば、パフォーマンス改善も見込める」(前出のOB)

 早ければGW中の一軍復帰もあるか。

  ◇  ◇  ◇

 ところでソフトバンクと言えば、昨秋ドラフト1位で指名した佐々木麟太郎の去就に注目が集まっている。メジャーとの兼ね合いもある中、獲得の勝算はあるのか。城島CBOが独占インタビューで赤裸々に語ってくれた。●関連記事 【もっと読む】ソフトB城島健司CBO直撃(1)「ポスティングをやらないとは言ってない」 では、それらについて詳しく報じている。