イランメディアが「アメリカ企業がネットワーク機器を無力化するためにバックドアを使用した」と指摘

イランのファルス通信が、アメリカによるイランへの攻撃があった際、イラン国内で利用されていたアメリカのネットワーク機器が突如として停止するなど不自然な動きがあったと伝えました。イランは外部との通信を遮断しているため、何らかの内部機構が作動したのではないかとファルス通信は指摘しています。
فارس: طی اتفاقی عجیب و هشدار دهنده، «جعبههای سیاه» آمریکایی در ساعت صفر حمله به اصفهان از کار افتادند/ این اختلال در شرایطی رخ داد که گیتویهای بینالملل عملاً مسدود بودند، بنابراین فروپاشی مذکور نشان از یک خرابکاری عمیق دارد/ سناریوی خطرناک، دستکاری در مبدأ تولید است؛ اگر فایلهای نصبی قبل از ورود به ایران آلوده شده باشند، حتی تعویض سیستم عامل هم مشکل را حل نمیکند | سایت انتخاب
ファルス通信によると、アメリカによるイスファハンへの攻撃が行われたタイミングでCisco、Juniper、Fortinetのハードウェアが同時かつ突発的に稼働を停止し、またルーター向けOSの「MikroTik OS」が使われた製品がクラッシュするなど異常な出来事が発生したとのこと。MikroTikはラトビア、それ以外はアメリカに拠点を置く企業です。
イランは国外とのネットワークを遮断しているため、単純に国外からサイバー攻撃を受けたというわけではないとファルス通信は指摘。そもそも機器内部にバックドアが仕込まれていたのではないかと主張しました。

ファルス通信は、特定の衛星信号の受信や内部タイマーの起動によって機器が無効化された可能性、国際インターネットの遮断や内部ネットワークでの特定コードの受信をトリガーとして無効化された可能性、あるいは製造段階で何者かがバックドアを仕込んだ可能性などを挙げ、「回路設計やソースコードが潜在的敵対者の手にある機器に依存してサイバーセキュリティの中核を構築することは危険性もはらむ。自国でルーター、スイッチ、ネットワークOSを開発できない国家は、サイバー戦争において常に敵に一歩後れを取ることになる」と伝えています。
さらに、サイバーセキュリティ分野の関係筋からの話として、「問題のあった機器のメーカーがアメリカおよびシオニスト勢力と直接または間接的に連携していることを示す追加の技術情報や証拠が、近くイランのサイバー研究機関によって公開される予定である」とも伝えました。

インターネット監視団体のNetBlocksによると、アメリカとイスラエルによる攻撃以後、イランのインターネット接続性が通常の1%程度しかない状況が続いているとのことです。
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イランは中東地域において行われる暗殺1件ごとにアメリカ企業1社を標的にすると発表しており、その中にCiscoも含んでいます。
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