“焼かない”のにカリッと仕上がる? ニトリのレンジ用ホットサンドメーカー2製品を使い比べてみた
電子レンジでチンするだけでこんがり焼いた料理が楽しめるとして、にわかに注目を集めているニトリの「レンジグリルシリーズ」。
今回はそのラインナップの中から、ホットサンドが作れる2製品をピックアップし、実際に使って仕上がりや使い心地を比べてみました。

ニトリのレンチンで焼けるホットサンドメーカー2種を使い比べてみました
食洗機で丸ごと洗えるのが魅力! サイズは2枚焼きと1枚焼きの2種類
ホットサンドメーカーにフォーカスしたのは、筆者が毎朝ホットサンドを作って食べていたから。IH調理器に対応したフライパン型のホットサンドメーカーを使っていたのですが、柄が長く食洗機に入りきらず、さりとて水切り棚からもはみ出すので、取り回しが悪く手が伸びなくなってしまいました。
かといって電気式のホットサンドメーカーはどうしても場所を取り、外部パーツがお手入れNGなので、扱いきれる自信がなく購入には至っていませんでした。

おしゃれな据え置き型のホットサンドメーカーに憧れていましたが、置き場所やお手入れの面から断念……
それらのお悩みを一挙に解決してくれるのが「レンジグリルシリーズ」のホットサンドメーカー。全パーツ食洗機対応で、お皿並みにコンパクトなので、食器棚にしっかり収まるサイズ感です。
とはいえ、「レンチンするだけで本当にこんがりホットサンドが食べられるの?」と半信半疑だったので、実際に試してみることにしました。
パーツ構成を比較! 組み立てのラクさはハーフに軍配
「レンジグリルシリーズ」のホットサンドメーカーには、パン2枚でサンドイッチを作るタイプと、パン1枚で作るタイプがあります。まず両製品のパーツ構成を見ていきましょう。
○「レンジで作れるホットサンドメーカー」(3,490円)

レンジで作れるホットサンドメーカー
「レンジで作れるホットサンドメーカー」(以下、ホットサンドメーカー)は、食パン2枚を使ったホットサンドが作れるアイテム。上下のプレートとシリコンカバー、それらを固定する枠で構成されています。
大きさは幅18.5×奥行15×高さ5.5cmと、厚みを除けばケーキ皿くらいのサイズ感です。プレート表面はフッ素コーティングされていてこびりつきにくい仕様です。

ホットサンドメーカーの全パーツ
らくらく分解できましたが、組み立て時に暗雲が。シリコンパーツに固い枠をはめ込んで組み立てるのにかなり力を必要としました。

プレートをシリコンカバーに入れたあと、枠のツメをシリコンカバーにぎゅっと押し込むのが結構固い…!
ニトリに問い合わせたところ、使っているうちにだんだんカバーが伸びて組み立てやすくなるとのこと。ただ、それまでに使い込むのがちょっと大変かもしれません。

プレートは既存のホットサンドメーカーとほぼ同じ三角形の焼き目がつくタイプ。後述しますが焼きの実力は素晴らしいので、本格的なホットサンドを食べたい人にはおすすめです
○「レンジで作れるハーフホットサンドメーカー」(2,490円)
「レンジで作れるハーフホットサンドメーカー」(以下、ハーフサンドメーカー)は、食パン1枚を半分に折って作るコンパクトなモデル。一人分のおやつやブランチにちょうどいいサイズ感です。

レンジで作れるハーフホットサンドメーカー
ハーフサンドメーカーはシリコンカバーにプレートを入れるだけなので、分解も組み立ても簡単。留め具はシリコン製で、柔軟性があり軽い力で開閉できます。
サイズは幅16×奥行9×高さ5cmで、幅は現行機種のiPhoneより少し大きいくらいです。プレート表面はセラミックコーティングされていて食材が張り付きにくいです。

ハーフサンドメーカーの全パーツ

ハーフホットサンドメーカーは俵型のホットサンドを食パン1枚で作るタイプ

組み立てはプレートとシリコンカバーの三角マークを合わせて入れるだけ

ハーフホットサンドメーカーの留め具(左)はシリコンパーツの輪を伸ばして反対側の突起に引っかけます。ホットサンドメーカーの留め具(右)はロック式で、シリーズ製品ですがしくみは異なります
やはり特筆すべきは、どちらの製品も食洗機で丸洗いできるところ。ホットサンドメーカーは家電の場合洗えない部分があったり、直火タイプだと柄が長かったりしてメンテナンスが難しいですが、そういった気がかりなく全パーツを洗えるのは嬉しいです。
レンチンでしっかり焼ける! 公式レシピで色々作ってみた
公式レシピを参考に、ホットサンドメーカーで鯖サンドを作ってみました。加熱時間は4分30秒です。

鯖缶を使ってホットサンドを作っていきます

レンチンでしっかり焼ける?
先ほどパーツの組み立てには力が必要とコメントしたのですが、その分パンにしっかりと圧がかかり、端っこがカリッとした食感に。扱いに手間はあるものの、出来上がりのクオリティは満足のいくものでした。

しっかりこんがり焼けました!中の具材もアツアツです
筆者はホットサンドの耳を切らずに作って、耳の部分をカリカリのラスク状になるまで焼くのが好きなのですが、ホットサンドメーカーはレンチンなのにしっかり焼いた食感が作れてとても気に入りました。

パンの耳を残して焼くと、カリカリ食感になってこれはこれでおいしい
8枚切の食パンが基本ですが、具を減らせば6枚切でもサンドすることはできました。パンを主体に食べたいとき、トーストのパンが余ったときでも使えるのはいいですね。

6枚切の全粒粉食パンで作ってみました。具を減らす必要こそありますが問題なく焼けます
続いて、ハーフホットサンドメーカーではあんバターサンドを作ってみました。ホットサンドメーカーと比べるとハーフの方は挟む力が弱めなので、あんこのように厚みの出ない具材か、あるいはパンで包み込める円筒形の具材との相性が良いです。

あんバターサンドの材料
パンをセットするとき、折り目にあたるところに軽くナイフで切り目を入れると折りたたみやすいです。とはいえ、急いでいてそのままパクンと折っても何とかなってくれました。

加熱時は縦向きに置きます

バターがギルティに香るあんバターサンドの完成!できたてはやけどに注意です
とはいえ、多少の厚みは許容してくれるので、ツナ&ブロッコリーやハム&ゆで卵といった定番系の組み合わせも問題なく作れます。

余り物のブロッコリーとツナを具材にしたら、おしゃれなホットサンドに変身

寝坊した朝に作ったハム&ゆで卵サンド。どうにかサンドはできていますが、ゆで卵はみじん切りか薄切りにするのがベターです…
公式レシピの中でも、バナナ半分をまるごと入れたバナナチョコサンドは大ヒット!サンドイッチの形状とバナナの丸さがちょうど合致してほとんどはみ出さず、間違いない組み合わせで子どもにも大好評でした。

まるごとバナナのように、バナナをごろっと入れたバナナチョコサンド。家でホットスイーツがお手軽に作れてうれしい
ひとつ注意したいのは、連続加熱はできないという点。一人用の朝ごはんなら何ら問題ないのですが、家族分を作るとなると複数台用意するなどして運用する必要があるので注意です。
揚げ物の温め直しも使える? +αならアリかも
本来の使い方とはちょっと違いますが、ホットサンドメーカーを使って、市販のお惣菜のとんかつを温め直してみました。サイト上の説明事項を読み込んでいたところ「揚げ物調理は温めのみ」とあったので、どんな実力か試したくなったのです。
ホットサンドメーカーで挟んで3分加熱したところ、サクサクとした食感が戻り、電子レンジ単体で温めるよりも明らかにおいしく仕上がりました。

お惣菜売り場のしんなりしたとんかつがカリッと復活!ただ、焼き目のところはちょっと固くて食べづらいかもしれません
ただ、当然ではあるのですが、ホットサンド用のプレートなので、加熱後にはサンドイッチ用の格子状の跡がついてしまいます。
ハーフサンドメーカーは格子の焼き目が付かないので固い部分は生まれないのですが、入れられる料理は限定される印象です。

ハーフサンドメーカーでから揚げを温め直してみました。先ほどのとんかつと異なり跡はつきませんがその分ソフトな仕上がりに
「揚げ物をおいしく温め直したい」という目的がメインであれば、レンジグリルシリーズの別アイテムを選んだほうがベター。あくまでホットサンド+αの用途ならアリだと思います。
まとめ:「仕上がり」か「手軽さ」で選びたい、しっかり焼ける2製品
2製品とも、やはり電子レンジ調理とは思えないしっかりした焼き目がつくのが意外な嬉しさでした。
ホットサンドメーカーは、しっかり圧をかけてカリッとした本格的な仕上がりを求める人に向いています。組み立てにやや力が必要なので、力自慢の人や、おいしさにこだわりたい方にはおすすめです。
ハーフホットサンドメーカーは、扱いやすさ重視の人や、一人分のおやつ・軽食を気軽に作りたい人に最適。具材の選び方や切り方に少しコツがいりますが、バナナチョコなど甘い系の具との組み合わせは、ロール状のかわいい見た目も含めて一度試してみてほしいです。個人的には、焼き目と扱いやすさのバランスが良好なハーフホットサンドメーカーがイチオシです。
値段もお手頃な上、専用調理器がなくてもホットサンドが食べられるのは、スペパの観点からしてもメリット大。調理器具がないからとホットサンドをあきらめている人にはぜひ一度検討してほしいアイテムでした。
今回はそのラインナップの中から、ホットサンドが作れる2製品をピックアップし、実際に使って仕上がりや使い心地を比べてみました。

食洗機で丸ごと洗えるのが魅力! サイズは2枚焼きと1枚焼きの2種類
かといって電気式のホットサンドメーカーはどうしても場所を取り、外部パーツがお手入れNGなので、扱いきれる自信がなく購入には至っていませんでした。

それらのお悩みを一挙に解決してくれるのが「レンジグリルシリーズ」のホットサンドメーカー。全パーツ食洗機対応で、お皿並みにコンパクトなので、食器棚にしっかり収まるサイズ感です。
とはいえ、「レンチンするだけで本当にこんがりホットサンドが食べられるの?」と半信半疑だったので、実際に試してみることにしました。
パーツ構成を比較! 組み立てのラクさはハーフに軍配
「レンジグリルシリーズ」のホットサンドメーカーには、パン2枚でサンドイッチを作るタイプと、パン1枚で作るタイプがあります。まず両製品のパーツ構成を見ていきましょう。
○「レンジで作れるホットサンドメーカー」(3,490円)

「レンジで作れるホットサンドメーカー」(以下、ホットサンドメーカー)は、食パン2枚を使ったホットサンドが作れるアイテム。上下のプレートとシリコンカバー、それらを固定する枠で構成されています。
大きさは幅18.5×奥行15×高さ5.5cmと、厚みを除けばケーキ皿くらいのサイズ感です。プレート表面はフッ素コーティングされていてこびりつきにくい仕様です。

らくらく分解できましたが、組み立て時に暗雲が。シリコンパーツに固い枠をはめ込んで組み立てるのにかなり力を必要としました。

ニトリに問い合わせたところ、使っているうちにだんだんカバーが伸びて組み立てやすくなるとのこと。ただ、それまでに使い込むのがちょっと大変かもしれません。

○「レンジで作れるハーフホットサンドメーカー」(2,490円)
「レンジで作れるハーフホットサンドメーカー」(以下、ハーフサンドメーカー)は、食パン1枚を半分に折って作るコンパクトなモデル。一人分のおやつやブランチにちょうどいいサイズ感です。

ハーフサンドメーカーはシリコンカバーにプレートを入れるだけなので、分解も組み立ても簡単。留め具はシリコン製で、柔軟性があり軽い力で開閉できます。
サイズは幅16×奥行9×高さ5cmで、幅は現行機種のiPhoneより少し大きいくらいです。プレート表面はセラミックコーティングされていて食材が張り付きにくいです。




やはり特筆すべきは、どちらの製品も食洗機で丸洗いできるところ。ホットサンドメーカーは家電の場合洗えない部分があったり、直火タイプだと柄が長かったりしてメンテナンスが難しいですが、そういった気がかりなく全パーツを洗えるのは嬉しいです。
レンチンでしっかり焼ける! 公式レシピで色々作ってみた
公式レシピを参考に、ホットサンドメーカーで鯖サンドを作ってみました。加熱時間は4分30秒です。


先ほどパーツの組み立てには力が必要とコメントしたのですが、その分パンにしっかりと圧がかかり、端っこがカリッとした食感に。扱いに手間はあるものの、出来上がりのクオリティは満足のいくものでした。

筆者はホットサンドの耳を切らずに作って、耳の部分をカリカリのラスク状になるまで焼くのが好きなのですが、ホットサンドメーカーはレンチンなのにしっかり焼いた食感が作れてとても気に入りました。

8枚切の食パンが基本ですが、具を減らせば6枚切でもサンドすることはできました。パンを主体に食べたいとき、トーストのパンが余ったときでも使えるのはいいですね。

続いて、ハーフホットサンドメーカーではあんバターサンドを作ってみました。ホットサンドメーカーと比べるとハーフの方は挟む力が弱めなので、あんこのように厚みの出ない具材か、あるいはパンで包み込める円筒形の具材との相性が良いです。

パンをセットするとき、折り目にあたるところに軽くナイフで切り目を入れると折りたたみやすいです。とはいえ、急いでいてそのままパクンと折っても何とかなってくれました。


とはいえ、多少の厚みは許容してくれるので、ツナ&ブロッコリーやハム&ゆで卵といった定番系の組み合わせも問題なく作れます。


公式レシピの中でも、バナナ半分をまるごと入れたバナナチョコサンドは大ヒット!サンドイッチの形状とバナナの丸さがちょうど合致してほとんどはみ出さず、間違いない組み合わせで子どもにも大好評でした。

ひとつ注意したいのは、連続加熱はできないという点。一人用の朝ごはんなら何ら問題ないのですが、家族分を作るとなると複数台用意するなどして運用する必要があるので注意です。
揚げ物の温め直しも使える? +αならアリかも
本来の使い方とはちょっと違いますが、ホットサンドメーカーを使って、市販のお惣菜のとんかつを温め直してみました。サイト上の説明事項を読み込んでいたところ「揚げ物調理は温めのみ」とあったので、どんな実力か試したくなったのです。
ホットサンドメーカーで挟んで3分加熱したところ、サクサクとした食感が戻り、電子レンジ単体で温めるよりも明らかにおいしく仕上がりました。

ただ、当然ではあるのですが、ホットサンド用のプレートなので、加熱後にはサンドイッチ用の格子状の跡がついてしまいます。
ハーフサンドメーカーは格子の焼き目が付かないので固い部分は生まれないのですが、入れられる料理は限定される印象です。

「揚げ物をおいしく温め直したい」という目的がメインであれば、レンジグリルシリーズの別アイテムを選んだほうがベター。あくまでホットサンド+αの用途ならアリだと思います。
まとめ:「仕上がり」か「手軽さ」で選びたい、しっかり焼ける2製品
2製品とも、やはり電子レンジ調理とは思えないしっかりした焼き目がつくのが意外な嬉しさでした。
ホットサンドメーカーは、しっかり圧をかけてカリッとした本格的な仕上がりを求める人に向いています。組み立てにやや力が必要なので、力自慢の人や、おいしさにこだわりたい方にはおすすめです。
ハーフホットサンドメーカーは、扱いやすさ重視の人や、一人分のおやつ・軽食を気軽に作りたい人に最適。具材の選び方や切り方に少しコツがいりますが、バナナチョコなど甘い系の具との組み合わせは、ロール状のかわいい見た目も含めて一度試してみてほしいです。個人的には、焼き目と扱いやすさのバランスが良好なハーフホットサンドメーカーがイチオシです。
値段もお手頃な上、専用調理器がなくてもホットサンドが食べられるのは、スペパの観点からしてもメリット大。調理器具がないからとホットサンドをあきらめている人にはぜひ一度検討してほしいアイテムでした。
