やりがいのある仕事だそうだ

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 手渡された名刺を思わず2度見した。「建設インフルエンサー プリンセスゴリラ」(@_princessGORIRA)。名刺を見ると多少なりとも人となりが浮かぶものだが、一切浮かばない。話してみると、当人は実にさばけた性格の美女。「年に数回バズる人」として知られる、気になる美人に話を聞いた。
◆文学部を卒業し、新卒で建設業界に

――現在も建設現場に勤めながら、インフルエンサーとしても活動をされているわけですか。

プリンセスゴリラ:はい、新卒で建設業界に入り、同じ業界内で転職をして2社目です。実のところインフルエンサーというものが何たるか、いまいち私もわかっていないのですが、収益化できているのでインフルエンサーなのでしょうね。

――文学部卒業で建設現場、というのはなかなかギャップを感じますね。

プリンセスゴリラ:そうかもしれませんね。読書は現在も好きだし、学生時代もそれなりに読んできたと思います。そんな“文学少女風”が建設現場にいるのは違和感があるかもしれません。ただ、意外と本人はやりがいを感じて仕事をさせてもらっています。

――入社からすぐに溶け込めるものですか。

プリンセスゴリラ:いえ、最初は絵に描いたようなポンコツでしたよ。現場では手押し車のことを「ねこ」と呼ぶのですが、先輩から「ねこ持ってきて!」と言われて、猫を生け捕りにするのだと思いこんで30分帰ってこなかったりしましたから。

◆インフルエンサーの収益は「寄付している」

――先輩も驚いたでしょうね! インフルエンサーとしての収益は副業扱いになるわけですか。

プリンセスゴリラ:いえ、実はまるまるを寄付しておりまして。学生時代から寄付は細々と続けているわけなのですが。

――普段の面白い投稿とはまた違う一面ですね。

プリンセスゴリラ:あまり自分から「寄付してます」というのも何だかなと思いまして。それと、自分の金になると思ったら私はがめついのでインプレゾンビみたいに無意味な投稿したりしちゃいそうで(笑)。なので、純粋に自分の投稿が評価されたらその分だけをそっくりそのまま寄付することにしているんです。毎月3〜4万、多いときで5万くらいですけれども。

――差し支えなければどんな団体に寄付しているのかを教えてください。

プリンセスゴリラ:主に女性や子どもの人権を守るための団体ですよね。学生時代、私は授業の一環としてボランティアに参加したんです。そこで、世界には8歳くらいの女の子が50歳くらいの男性と結婚させられる現状があることを初めて知りました。世界の悲惨な状況を知ったあとに衝撃的だったのは、日本においても立場の弱い人が苦しむ現状があることです。私が赴いたのは、たとえばDVを受けた女性とその子どもが身を置くような場所でした。そこで一緒に遊んだり、勉強を教えたりしてきたんです。最初は単位が欲しくて参加したんですが、だんだんと「こういう人たちのために力になりたい」と思ったんです。ちなみに学童クラブのスタッフは現在も続けています。

◆大学で友人がひとりもできなかった

――非公開ながら、プリンセスゴリラさんの出身大学は育ちの良い方が多そうですよね。

プリンセスゴリラ:たくさんいらっしゃいましたね。みんな本当に品が良くて性格も良くて……。私はそういう上流階級の家庭出身ではないので、大学にはぜんぜん馴染めませんでした。学内には友人と呼べる人がひとりもできなくて、そのまま卒業しました(笑)。友人がいないので、授業で代返(友人が代理で返事をして出席扱いにすること)してくれる人もいませんので、授業は相当真面目に受けていたと思います。

――プリンセスゴリラさんが育ったご家庭について教えてください。