関本賢太郎氏 接戦をいかに勝ち抜くかが阪神の課題 終盤までに打線で安定リードを
◇セ・リーグ 阪神3―4巨人(2026年4月14日 甲子園)
【関本賢太郎 視点】石井に加え、及川も2軍で再調整。2枚の勝ちパターンを欠く阪神の継投の苦しい部分が浮き彫りになった。7回に打線がつながり逆転に成功したのに、8回に同点、9回に勝ち越しを許すというのは最近見なかった展開だ。
6試合を無失点だったモレッタも、高め直球で一発を浴びたのは不安材料として残る。先週は森下、佐藤輝らの一発攻勢で試合の主導権を握っていたが、接戦の場合をいかに勝ち抜くかが、阪神の課題だ。代わりができる投手がいない現状もあるだけに、試合の終盤までに打線で安定リードをつくることが勝利への近道になる。
終わってみれば、近本と中野で8打数1安打。1、2番を封じられると、阪神の得点能力はダウンする。結果論ではあるが、2回2死一、二塁でダルベックの悪送球が出た際、木浪の本塁突入は少し強引だったと感じた。満塁から才木に回して無得点に終わっても、次の回は近本から、というのが阪神らしい流れだったとみる。 (スポニチ本紙評論家)
