佐々木朗希(C)共同通信社

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 メジャーでプレーオフに進出したチームには報奨金が出る。

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 金額は勝ち進むごとに膨れ上がり、昨年のワールドシリーズを連覇したドジャースは最多の約74億4000万円。この金額を選手、スタッフ、裏方さんたちで分け、分配方法はチームによって異なる。

「選手たちが中心になって、フルシーズン働いたら満額、半分しかロースターにいなかったら半額などと相談して決めている。ワールドシリーズを制したチームの人たちは平均7000万円以上を手にするわけで、最低保障年俸が約1億2000万円のルーキーにとってはかなりの臨時収入になります。年間通してメジャーで働いたスタッフや裏方さんたちも選手とほぼ同額を手にするので、彼らも目の色を変えて仕事をするわけです」(特派員のひとり)

 ところが、ドジャースで、ワールドシリーズ制覇の分配金を受け取れなかった人がいたらしい。

「日本人のトレーナーと理学療法士がもらっていないともっぱらです」と、別の特派員が声を潜めてこう続ける。

「佐々木朗希(24)は2024年オフ、ポスティングでドジャースに移籍する際にトレーナー、理学療法士、管理栄養士の3人をロッテから引き抜いています。3人とも仕事のできる人たちだったため、ロッテの選手たちは不満タラタラだったほど。それはともかく、管理栄養士は佐々木との個人契約ながら、トレーナーと理学療法士はドジャースと契約している。『彼らは佐々木を重点的に見ている』という声も一部にはあったようですが、球団スタッフだけに、報奨金を手にする有資格者です。仮に2人が報奨金のリストから外れたとしたら、本来は佐々木が彼らも有資格者と主張するべき。けれども、そこまで気が回らないのでしょう」

 さるテレビ関係者が「さもありなん、じゃないですか」と、こう言った。

「周囲への気配りが見られない」

「メジャー2年目、いまだ本来の力が発揮できていない佐々木にそこまでの余裕はないのかもしれませんけど、そもそも彼は子どもなんです。自己中心的なのは仕方ないにせよ、大人であれば少しは周りを見たり、配慮したりする。例えばダルビッシュ(39=パドレス)は裏方さんをものすごく大切にする。食事会を開いて、感謝の気持ちをきちんと伝えたりしている。けれども、佐々木にはそういう周囲への気配りが見られない。数カ月前の話ですが、これまで長い間、佐々木の世話をしてきた人が初めてお礼を言われたそうで、大人になってきた気配もあるにはあるのですが……」

 5回5安打6失点だった日本時間6日のナショナルズ戦は試合後に、「1巡目にスライダー系が多かったので後半、真っすぐとフォークで組み立てられなかった分、2巡目に手詰まりだったのかな」とコメントした。

 自分の制球ミスは棚に上げ、思うようにならなかった結果をサインを出す捕手のラッシングに責任転嫁しているようにも聞こえる。

 メジャーは強烈な個性をもった選手たちの集団とはいえ、みなが勝利という同じ方向を向く。ある意味、日本のプロ野球以上にチームワークを重視する。強いチームであればあるほど、その傾向が強く、和から外れる選手は疎外されてしまう。

 13日、本拠地のレンジャーズ戦に登板した佐々木は4回を5安打2失点で今季2敗目。今季3度目の先発も5四球と制球難は相変わらず。すでに本紙は報じているものの、米メディアは二塁走者がクセを盗んで打者に伝えていると報じた。

「自分の納得いく球を投げ続けることができていない。技術的にシンプルにうまくいっていないだけ。単なる実力不足でしかないと思う」

 佐々木はこの日の試合をこう振り返った。

 制球難やクセは改善する可能性があるが、その人の性格、考え方、スタンスはどこまで変わるのか。今後がいよいよ心配になってくる。

  ◇  ◇  ◇

 そんな佐々木はロッテ時代も自己中心的な振る舞いにより、たびたび衝突事故を起こしてきた。実績あるベテラン右腕を激怒させた一件は、そうした性格を象徴する出来事だった。いったい何があったのか。●関連記事 【もっと読む】佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れた では、それらについて詳しく報じている。