290円の激安マイコンでゲーム機を作ってみた! Arduino互換ボード「UIAPduino」でフリスクケースサイズのミニマシンを制作

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 今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『290円 激安マイコンUIAPduinoで作るフリスクゲーム』というgangi-manさんの動画です。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

290円のArduino互換マイコンUIAPduino を使って小さなゲーム機を作ってみました。

290円 激安マイコンUIAPduinoで作るフリスクゲーム

 290円で買える激安Arduino互換ボード「UIAPduino」を使い、フリスクケースサイズのミニゲーム機を作ってみたという動画が投稿されています。

 主役のUIAPduinoは、CH32V003というチップを搭載したマイコンボード。Arduinoの最小構成とも言えるUNO互換機でも安くて数百円するなかで、ボード本体が290円という価格はなかなかのインパクトです。スイッチサイエンスで購入したところ、送料200円で翌日には届いたそうです。

 動画ではまず、Arduino IDEでUIAPduinoを扱うためのボード設定を追加し、必要な環境をインストールしていきます。準備ができたらプログラムを書き、ボードとPCを接続。LEDがチカチカと点滅し、動作確認が取れました。

 今回使うのは電子工作でおなじみの0.96インチ有機ELディスプレイ「SSD1306」。ライブラリを使えば簡単に表示できそう……と思いきや、フラッシュメモリ容量の制約で入りきらないという壁にぶつかります。

 そこで方針転換。SSD1306と直接I2C通信して表示する実装に切り替えます。表示させてみると遅さが気になりましたが、描画のたびに画面全体のデータを送る仕様をやめて改善します。画像表示ができるようになりましたが、この時点でプログラムROMの使用率は80%となりました。

 UIAPduinoとディスプレイを入れるケースを用意します。昔流行ったフリスクケースの電子工作をしようと思って買ってきたところ、ケースがリニューアルされており、大きな金属缶になっていました。

 そこでメルカリで旧型ケースを入手。ケースをモデリングして3Dプリンターで印刷します。これを加工しようと思いましたが、最初から加工後のパーツを印刷すればいいことに気がつきます。OLED用の窓やボタンの枠をあけたケースができあがりました。

 スイッチを固定し配線をしていきます。ボードに直接はんだ付けすると再利用が難しくなりますが、290円なので「それでもいいか」と思えたそうです。ふたを閉じたら完成です。

 プログラムを書き込み電源をつなぐと「ダイナソーが走るゲーム」が始まります。恐竜を上下キーで操作し、障害物を避けて進みます。単純なゲームではありますが、すでにプログラムROM使用率は93%。かなりギリギリとなりました。

 「UIAPduino」について動画では、「複雑なことをさせるのは難しそうだが、ちょっとだけマイコン制御が欲しい用途でかなり活躍しそう」とまとめられています。290円でどこまでできるのか気になった方は、ぜひ動画を視聴してみてください。

視聴者コメント

昔のテトリスキーホルダーみたいだ
昔こういうのあったな
iPodとかウォークマンみたいだ

文/高橋ホイコ