中国が台湾への優遇措置を発表 行政院「統一戦線工作の威圧的手法」と指摘
両岸関係を巡っては、最大野党・国民党の鄭麗文(ていれいぶん)主席(党首)が同日まで中国を訪問していた。鄭氏は10日、中国共産党の習近平総書記との面会を行った。
行政院の李慧芝(りけいし)報道官は報道資料を通じ、過去に中国が優遇措置を始めたり中止したりしたことは、台湾の産業や農業・漁業従事者の権益に深刻な被害をもたらしてきたと指摘。このような過去の経験は、これらの措置が交流を道具に、経済・貿易を武器にする統一戦線工作の威圧的手法であることを示しており、国民や産業界ははっきり認識していると述べた。
また、政府として健全で秩序があり、対等と尊厳の原則に合致する両岸の交流を支持していると言及。その上で、両岸間の各種往来事項について全体的なリスク評価と点検を行い、交流が台湾経済の体質や産業構造に衝撃を与えないことを確保すると語った。
(高華謙/編集:田中宏樹)
