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 中日が、日本ハムの杉浦稔大投手(34)を金銭トレードで獲得することが11日、分かった。12日にも両球団から正式に発表される。

 開幕から13試合で最下位に沈む中日が、早くも戦力補強へ動いた。今季開幕戦で新外国人のアブレウがぎっくり腰で離脱し、勝ちパターンだった左腕の橋本も負傷離脱。守護神の松山は左脇腹痛から復帰2戦目だった10日の阪神戦で4失点を喫するなど万全ではなく、計算できる中継ぎ投手は補強ポイントだった。

 杉浦は国学院大から13年ドラフト1位でヤクルトに入団。17年途中に日本ハムへトレードで移籍した。昨季は18試合に登板し、2勝2敗1ホールド。今季はここまで1軍登板はないが、2軍で5試合に登板し防御率0.00と結果を残していた。通算221試合に登板した北海道出身の右腕が、3球団目のユニホームに袖を通すことになる。

 日本ハムは苦渋の決断だった。貴重な戦力として杉浦を手放したくない思いがある一方で、今季は山崎、古林睿煬(グーリン・ルェヤン)らが中継ぎに転向。22歳の柳川が守護神に定着するなど、中継ぎ投手陣が潤沢となりつつあった。今年2月に34歳となった右腕だが、150キロ超の力強い直球は健在。故郷の球団から新天地に、活躍の場を移す。

 ◇杉浦 稔大(すぎうら・としひろ)1992年(平4)2月25日生まれ、北海道出身の34歳。帯広大谷から国学院大を経て、13年ドラフト1位でヤクルト入団。17年7月にトレードで日本ハムに移籍。21年は守護神としてキャリアハイの56試合に登板、28セーブを挙げた。1メートル90、90キロ。右投げ右打ち。妻は元モーニング娘。でフリーアナウンサーの紺野あさ美。