阪神・大山悠輔 待望の今季1号!試合前打撃練習で人より多く打って取り戻した“本来の力”
◇セ・リーグ 阪神9―3中日(2026年4月11日 バンテリンD)
14試合55打席目で、阪神・大山に待望の今季1号が生まれた。2回先頭で135キロのツーシームを捉えた。「とにかく次の1点を取りにいく気持ちで打席に立った」。放物線を描いた打球が、「ホームランウイング」に消えた。
森下の初回のソロに続く一撃。昨季3勝を献上した大野に、立ち直りを許さなかった。ドラ1トリオの競演で、バンテリンドームでは球団最多タイ4本塁打。そのうち3本が、左中間・右中間が6メートル前にせり出した新名所へ吸い込まれた。
状態は上向きだ。一時、打率は1割台を行き来したが、6試合連続安打に伸ばしたこの日のマルチ安打で・286まで上昇。試合前の打撃練習で人よりも多く打つことで、本来の力を取り戻した。今季初適時打を放った9日の試合後に藤川監督が言った「去年も同じようなことがあった。そう(大山に当たりが出てきた)いう話題はすぐに消える」という言葉に応えてみせた。
「勝てて良かった。明日も頑張ります」と大山。多くを語らず、結果で示すのみ。それこそが一貫したスタイルだ。(倉世古 洋平)
