入学式に出席した(左から)石神深一、石神龍貴さん、五十嵐翼さん、五十嵐雄祐

写真拡大

 JRA競馬学校の騎手課程第45期生入学式が7日、千葉県白井市にある同校で行われた。応募総数195人から、狭き門を突破した女性2人を含む7人が入学。五十嵐翼さん(15)、石神龍貴さん(17)、大垣奈々さん(15)、勝嵜文哉さん(16)、新原泰伸さん(15)、山田向日葵(ひまり)さん(18)、吉澤孜苑(しおん)さん(17、欠席)が夢への第一歩を踏み出した。早ければ29年3月にデビュー予定だ。※吉澤さんの吉は土に口

 今年はJRA現役騎手を父に持つ候補生が2人。障害騎手の石神深一騎手(43)=美浦・フリー=の次男で、石神深道騎手(20)=美浦・和田郎=の弟にあたる龍貴さんは、父の背中を追い掛けて3度目の挑戦で合格。「父の姿を見て『かっこいい』と思ったからです。ジャパンCを勝ちたいです」と抱負を語る息子の横で、父・深一は「毎週メインレースに乗れるようなジョッキーになってほしい。僕や深道の悪いところも見ていると思うので、『自分はこういうジョッキーになりたい』という気持ちを強く持って頑張ってほしい」と競馬界で戦う“先輩”としてエールを送った。

 JRAジュニアユース出身の五十嵐翼さんは、五十嵐雄祐騎手(42)=美浦・田村=の長男。「勝ちたいレースは有馬記念」と意気込んだ。父は「当時の自分と似ている」と目を細めつつ、「これが騎手のスタートラインではないので、しっかり技術を磨いてほしい」と勝負師の顔。写真撮影時では「未来の障害ジョッキーですと書いておいてください!」と報道陣へ呼び掛け、笑顔で愛息を送り出した。同じターフで競い合える日まで−。白井で腕を磨く。