50代から体調の変化を感じていませんか。そんななか、ウォーキングや食生活を工夫して元気に過ごす人もいます。ここでは、管理栄養士として、メタボリックシンドローム指導や栄養指導をしたことがある本多めぐさんが「10年以上続ける習慣」を3つ紹介します。

1:玄米を15年間毎日食べる

15年ほど、毎日玄米を食べています。もともとは白米に雑穀米を混ぜていましたが、いろいろと試した結果玄米に。白米よりも食物繊維を多く含むこともあり、いつしか日課になりました。

【写真】A6ノートに食事と体重を書く

かたさや味が気になる人も多い玄米ですが、しっかりした噛(か)みごたえとコクのある味で気に入っています。私は北海道産の「さらだ玄米」を買っていますが、炊飯器の玄米モードで炊けるのでとてもお手軽です。

●夫は白米派。玄米はつくりおき保存

ちなみに夫は白米派なので、自分用の玄米はまとめて3日分炊いて冷蔵庫で保存しています。主食を別にすると少々の手間はかかりますが、自分の体調維持には欠かせないので、15年ほどずっと続けています。

2:食事と体重をメモ。食べすぎを防ぐ

若い頃にカロリー計算で10kgやせたことがあり、それからずっと食事と体重を記録しています。シンプルに食べた量がわかりますし、食べすぎの結果やむくみの状態が把握できます。おかげで、500gほどの増減に気づき、早めにリカバリーできるメリットが。

とはいえ、2020年の外出自粛で食べすぎてしまって太ったので、完璧に管理はできていませんが…。そういった特別な事情がなければ、食事と体重の記録、というシンプルな方法でキープできています。

50代になり体調が崩れやすくなった今は、体重というよりは体調を整えるために続けています。A6サイズのノート1冊に、日記と一緒に食事と体重をメモするだけ。1か所にまとめて書くので、無理なく続けられています。

3:「1日7000歩」歩く。買い物ついでなら無理なく続く

10年前にパートをやめて在宅ワークになりました。それまでは立ち仕事をしていたので、家の中で座る生活になった途端に体調を崩してしまいました。

運動をしないと体調を崩すと気づいたため、それ以降はずっとウォーキングを日課にしています。一度に長距離を歩くと疲れるので、朝と昼間で2回外出をして、合計7000歩歩くのが目安。買い物ついでに歩いて、運動の時間をわざわざつくらないようにしています。続けてみて、歩くことは健康の基本なのだと改めて実感しました。

ちなみにスポーツクラブに通っていた時期もありますが、ひとりで自由にできて、お金もかからないウォーキングが私に合っていると思い、今のスタイルに落ち着きました。

小さな習慣のおかげで元気に過ごせる

50代は心身ともに変化が激しい時期ですが、完璧を目指す必要はありません。私も5kg太ってしまうような失敗を経験しながら、今の自分にちょうどよいバランスを見つけてきました。

玄米、記録、ウォーキング。どれも特別なことではありませんが、日々の積み重ねのおかげで元気に過ごせていると感じています。