草津温泉バスターミナル 乗車券の窓口販売が最終日迎える 群馬・草津町
草津温泉の玄関口として親しまれている「草津温泉バスターミナル」で、乗車券の窓口販売が3月31日に最終日を迎えました。
群馬県草津町の草津温泉バスターミナルです。JR吾妻線の長野原草津口駅のほか、首都圏や長野県に向かうバスが行き交い、約60年前の開業当時の名称、「草津温泉駅」としても知られています。
窓口には、JRの「みどりの窓口」と同じ端末が設置され、現在では、バスターミナルで唯一、全国のJRの乗車券を購入することができました。しかし、ネット予約やキャッシュレス決済の普及を受け、3月31日で窓口の販売を終了することになりました。
最終日の31日も、観光客が次々と切符を買い求めていました。
「上野まで行こうかと思っていました。(鉄道とバスが)いっぺんに済んで手軽で良いですよね。初めて使ったんですけど助かりました。今のままが良いのかなと思いつつ、しょうがないのかなと。」(観光客・インタ)
切符には「草津温泉駅」と印字されることから、最後の記念にと、滋賀県にある草津駅・南草津駅間の切符を買い求める鉄道ファンの姿も見られました。
「ネットでこの切符が流行っているのを見たので、地元が関西なのでやってみたくてやってみました。効率化で仕方ないのかなというところがありますけれど、切符がほしい人がなかにはいると思うので、残ってほしいというのが本心ですね。」(鉄道ファン・インタ)
窓口のスタッフにも特別な思いがありました。48年間、販売を担当してきた堀江章さん(66)です。
「時代の流れと言いますか、チケットレスの時代になっているので、こういうアナログ的なものはどうしても伸び悩むというか、そういうことで本当に寂しいですね。自分もこの世界が好きでしたから、好きな気持ちが勝ってなんとかここまでできたのかなと思います。心地よくお客さんに草津から帰っていただくという、そういう気持ちで今までやらせてもらいましたので、それが最後まで達成できれば良いのかなと思います。」(堀江章さん・インタ)
窓口の販売は3月31日午後5時半で終了し、4月1日からは、自動券売機でバスの乗車券のみの販売となります。
