【カラバオカップ】アーセナル 0−2 マンチェスター・シティ(日本時間3月23日/ウェンブリー・スタジアム)

【映像】舐めプ→体当たり→名将が呆れ顔

 マンチェスター・シティに所属するMFラヤン・シェルキのプレーが賛否両論を呼んでいる。2点リードの局面で相手を挑発するかのようなリフティングを披露。指揮官も呆れの表情を見せた。

 マンチェスター・Cは日本時間3月23日、カラバオカップ決勝でアーセナルと対戦。シェルキは4−1−4−1のインサイドハーフとして先発出場し、60分、64分に左SBのDFニコ・オライリーがゴールを挙げて2点リード。その後もポゼッションを握って優位に試合を進めた。

 すると、68分に問題のシーンを迎えた。左サイドに流れたシェルキがMFロドリからのミドルパスを受ける。胸でボールをコントロールしたタイミングで、相手のプレッシャーはなし。完全フリーだった背番号10は左足、右足、左足とその場でリフティングを披露し、味方にパスを戻したのだ。

 DAZNで解説を務めた林陵平氏も思わず笑い、実況の下田恒幸氏も「遊んでいます」と伝えたが、このプレーに苛立ったのか、シェルキをマークしていたアーセナルのDFベン・ホワイトは再びボールを受け直したタイミングでフルスプリントから身体をぶつける激しいタックルを見舞う。ホワイトはイエローカードを提示されたが、林氏は「さっきのプレーに対してですね」とシェルキの直前のプレーが引き金だったと指摘している。

 中継映像がマンチェスター・Cのジョゼップ・グアルディオラ監督を映し出すと、腕を組んだまま不満げな表情で首を横に振って呆れる姿が映し出されていた。

ペップは以前も「私はシンプルさを好む」と苦言

 25年夏にシティに加入したシェルキは、両足を自在に操るテクニシャンだが、“やりすぎ”を指摘されるケースも少なくない。昨年12月のサンダーランド戦では「ラボーナ」(足をクロスさせてボールを蹴る妙技)でゴールをアシストしたが、試合後にグアルディオラ監督は不満顔。「メッシはこの競技で最高の選手だが、こんなクロスは見たことがない。クロス自体は問題ない。右足でも左足でも、どの部位を使っても構わない。効果的ならね。だが、私はシンプルさを好む。メッシから学んだのは、単純なプレーで決してミスをしないということだ」とシェルキを咎めていた。

 こうしたプレーは日本で「舐めたプレー(舐めプ)」と呼ばれるが、今回もファンの間で話題に。日本のSNSでは「舐めプすなw」「シェルキやってんな〜」「普通にイラつくだろこれ」「やられた方は相当苛立つよな」「ホワイトの気落ちはわかる」と否定的な声がある一方で、「ホワイトが簡単に釣れたな」「これくらい魅せる選手がいないとな」「シェルキ遊んでる」「そもそもプレスに行ってない方が良くないよな」「いいねー!これくらいの遊びは大事よ」と肯定的な声も見られた。

 また、海外のファンたちも肯定派は「不必要に感じる人もいるが、これがサッカーだ」「この華やかさを楽しませてくれよ」「誰かを侮辱したり、悪意のあるキックをしたわけではない。ボールを使ったことは何でも許されるべき。ちょっとしたプレーでそんなに熱くなるなら、このスポーツを見るなよ」とコメント。否定派からは「これは不必要な見せびらかしで、ペップもそう思っているだろう」「無礼だ!罰金と出場停止にすべき。相手をリスペクトしろ!」「でもマドリード相手にはそれができなかったけどね」などの声が寄せられている。

 なお、試合はシティがそのまま2−0で勝利してカラバオカップを制覇。現在、プレミアリーグは31節時点で首位アーセナルが勝点70、2位シティが1試合未消化で勝点61と決着がついておらず、4月20日の33節には直接対決も残している。

(ABEMA de DAZN/カラバオカップ)