KKT熊本県民テレビ

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熊本地震の際に脱線し、車両所で保管されていた九州新幹線「つばめ」が、約10年ぶりに公開されました。これから、九州各地に感謝を伝える海の旅に出発します。

九州新幹線の全線開業から15年を迎えた12日、多くの鉄道ファンなどで賑わう中、開業を祝う臨時運行の新幹線が熊本駅を出発しました。この日に合わせ、JR九州があるものをお披露目しました。

■洲粼湧貴記者「今トレーラーの上に乗ったつばめがおよそ10年ぶりに動きだしました。」

10年前の熊本地震で被災した九州新幹線「つばめ」の車両です。2016年4月14日の熊本地震で、運行中だった九州新幹線は脱線。基盤の部分に損傷が残り運行できなくなりました。

一方で、全6両のうち3両は塗装の練習や車両整備の訓練用として保管されてきたのです。熊本地震からの復興のシンボルとして復活する脱線したつばめ。JR九州は保管されてきた3両のうち1号車をおよそ半年かけて修繕。

塗装がはげ、あちこちにクモの巣が張っていた車両をきれいな状態に戻しました。車両は4月、福岡で展示される予定できょうはクレーン車で車体が持ち上げられたあと、陸上輸送用のトレーラーに積まれました。3月末に熊本港を出発し、九州各地の海の上をめぐって、鹿児島→長崎→佐賀→福岡へ向かいます。

JR九州新幹線部 運輸課の古江聰幸 課長代理は、「多くのお客様にご覧になっていただいて、新幹線っていいなあ、九州新幹線って素敵だなと思っていただけたら。」と話してます。

感謝の気持ちを伝える旅に出る復活したつばめ。車両は4月10日から福岡市のJR博多駅前広場で展示される予定です。