ただ、このジョガーパンツも2026年の価値観から見るとズレています。大人っぽく見せにくく、着こなしの難易度も高い。部屋着っぽく見えたり、生活感が出たりと、コーディネートだけでは消しきれないイメージの壁があるアイテムです。

 特に致命的なのがシルエット。パンツはコーディネートの土台なので、ここがトレンドとズレると、上半身をどれだけ頑張っても全体が古臭く見えてしまいます。裾がすぼまったジョガーパンツのシルエットは、今の「大人っぽくて緩い」価値観と真逆。その結果、全身を一気に時代遅れに見せてしまう原因になります。かつては楽で万能だったジョガーパンツも、2026年基準では扱いが難しいアイテムになっています。

 ではどうすればいいのか。

◆選ぶべきはワイドパンツ

 答えはシンプルで、ワイドパンツを選ぶことです。ワイドパンツは今っぽく見せられるうえ、体型もカバーできるので、大人の男性にとって必須のシルエット。その中でもスラックスタイプを選べば、大人っぽさもキープできて非常に使いやすいです。

 ワイドに抵抗がある人は多いと思いますが、それは価値観が少し前で止まっているサイン。「ワイドは若者のもの」という認識は完全に過去のものです。

 今は年齢も性別も関係なく履かれている王道シルエットなので、抵抗があってもぜひチャレンジしてみましょう。パンツが変わるだけでコーディネートの新鮮さも一気に変わります。

◆▼カラフルなアッパー配色のスニーカーもオワコン

 最後に紹介するのはカラフルなアッパー配色のスニーカー。カラフルなアッパーのスニーカーは、ストリートトレンド全盛期に大流行したアイテムです。色数が多く、いかにもトレンド感のあるスニーカーとして、多くの人が履いていました。

 ただし、今は前提が大きく変わっています。現在のファッションシーンの主軸トレンドはクラシカル。大人っぽさや上品さ、落ち着きが重視される時代です。その価値観から見ると、カラフルな配色のスニーカーは少しズレて見えます。

 ここで重要なのが、メンズファッションでおしゃれに見せる最大のコツは「大人っぽさ」にあるということ。全身で使う色数が増えるほど、子供っぽくカジュアルに見えやすくなります。つまり、大人っぽさから遠ざかるということです。カラフルなスニーカーは情報量が多く、カジュアルな印象も強いため、足元が浮きやすい。トレンド以前の問題として、大人の男性が使いこなすには難易度が高いアイテムです。

 もちろん、単体で見ればかっこいいですし、集めたくなる気持ちもよく分かります。ただ、コーディネートという視点で見ると、かなりレベルが高いアイテムになってしまいます。特に2026年の価値観では、「派手=おしゃれ」ではなく、「整っている=おしゃれ」。その基準で見ると、カラフルスニーカーはどうしても時代とズレて見えやすいのが現実です。

 ではどうすればいいのか。

◆今の時代はスニーカーよりも革靴

 答えはシンプルで、今の時代はスニーカーよりも革靴です。クラシカルトレンドの中で、足元に使う大人っぽいアイテムといえば革靴。スニーカーでもサンダルでもなく、革靴が最も大人の印象を作ってくれます。

 中でもおすすめなのが黒の革靴。黒は最も格式が高く、大人っぽさがあり、他の色との相性も抜群。とりあえず黒の革靴を1足持っておけば、2026年の足元はまず失敗しません。

 今回、紹介するのは以下の3つのオワコントレンドです。

・スーパーオーバーサイズトップス
・ジョガーパンツ
・カラフルアッパーの配色スニーカー

 この3つを回避することを意識するだけで明日からの印象が劇的に変わること間違いなし。価値観をアップデートして、ダサいおじさんから脱却しましょう。ぜひこの記事を参考にチェックしてみてください。

―[ファストファッション、全部買ってみた]―

【まとめ】
株式会社RePLAY代表取締役。ブランドやセレクトショップ、古着、ウェブメディアなどアパレルに関する多彩な事業を運営。ユーチューブ「まとめチャンネル」などでオシャレ初心者にもわかりやすいファッション情報を配信中!