この記事は以下の動画を基に、動画投稿者の承諾を得た上で、AIライターが執筆しております

旅系YouTubeチャンネル「どこにでも行くドスコイ」が、最新動画『ギリギリ北朝鮮じゃない「狂ったエリア」が本当にヤバい。なぜ問題にならないのか・・??』を公開した。ドスコイさんは、中国と北朝鮮の国境に位置する図們(Tumen、トゥメン)と、ロシア国境にも近い琿春(Hunchun、フンチュン)を訪ね、その実情と文化、旅の見どころを紹介した。

旅は北京から中国の高速鉄道で始まった。車内外の清潔さについて、ドスコイさんは「めっっちゃ綺麗です」と述べ、日本の新幹線と同程度の快適さだと感じたという。外国人の乗車手続きでは自動改札を使わず、係員にパスポートを提示してゲートを通過する「检票(jiǎnpiào、検札)」の運用があると説明した。

図們の街は、人口約13万人のうち約57%が朝鮮族とされる。ドスコイさんは「中国なんだけど、もう国境まだ越えてないんですけども、すでに半分ぐらいの人は、普段から朝鮮語をしゃべって生活しています」と述べ、バイリンガルが多い文化圏である点を指摘。街の看板が朝鮮語併記であることにも触れ、「韓国語が書いてあるんじゃないんです。朝鮮語が書いてあるんです。(北朝鮮の標準語に近い表記)」と強調した。

図們では「北朝鮮が見える」ホテルに宿泊し、ドスコイさんは「そんなもう、設備なんかどうだっていい。景色が全てよ」と語った。夜には対岸の北朝鮮側の明かりを確認し、「北朝鮮から放たれている明かりです」と雰囲気を伝えた。北朝鮮からの越境者(いわゆる脱北者)が問題となる地域で、本来は緊張感の高い国境だが、中国側では観光地化が進んでいるとして、ドスコイさんは「金儲けのことしか考えてないじゃないですか」と評した。

国境の橋の近くには、撮影スポットや飲食店など、いわば「北朝鮮サファリパーク」のようなエリアもあるという。2019年ごろ(6年前)に訪れた際は素朴だったが、現在は観光客が増え、「目つきめちゃくちゃキラキラしていらっしゃる」「タイムズスクエアみたい」と、その変化を表現した。「正直このカニの商店街どうでもいいです」とも述べ、国境の意義が商業主義に傾く現状を記録している。

図們から列車で移動して琿春へ。街にはロシア文化の影響が色濃く、ロシア語の看板や料理店が並ぶ。ドスコイさんは「ロシアの街より圧倒的にこっちのほうが栄えてんじゃん」と発展ぶりを指摘。名物のカニ料理については「肉がめちゃくちゃ詰まってる。あー美味しい美味しい美味しい」と評価した。中国語・ロシア語・朝鮮語が混在し、ロシア人観光客と朝鮮族の住民が行き交う様子を「存在しない国に来てるような感じ」と表現している。

また、ドスコイさんは、国境を越えられない人々の現実と、それを娯楽として消費する観光、さらに国境が持つ文化的な複雑さを見たとし、心境の変化について「北朝鮮への欲求が、よくな現体」から「ましになりました」と語った。決済面では中国のデジタル化に触れ、Alipay(アリペイ)やWeChat Payがあれば、ほとんど現金を使わずに旅ができるとして「どこでもアリペイかWeChat Payで支払えます」と述べた。