6月に2敗で防御率5点台…山本由伸の“パフォーマンス低下”をド軍専門サイトが指摘 それでも指揮官は強気発言「ヤマモトの扱いを変える予定はない」

山本が勝ち星を稼がなければドジャースは苦しい状態が続きそうだ(C)Getty Images
メジャー2年目のシーズンを送るドジャースの山本由伸は、夏場を迎えピッチングに陰りが見えている。6月に入り3度の先発が、いずれも白星に届いていない。現地時間6月14日(日本時間15日)のジャイアンツ戦では満塁弾を浴びるなど5失点、今季5敗目を喫する苦しい投球となった。
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また、前々回の登板となった今月1日のヤンキース戦でも、3回2/3で4点を献上し黒星が記録されている。現在まで14試合登板で6勝、防御率2.64は優れた数字ではあるものの、1点台を維持していたシーズン序盤と比較すると、やはりパフォーマンス低下の印象は拭えない。
山本のピッチング内容については、ドジャース専門サイト『DODGERBLUE.COM』でも、6月に2敗を喫している点などを取り上げ、特集記事の中で検証している。
現地時間6月14日、同メディアは開幕以降の山本のスタッツを振り返っており、「3・4月は34イニングを投げて防御率1.06という驚異的な数字を記録した。5月に入っても30イニングで防御率3.00と依然として安定していたが、6月に入ってからは苦戦が続いている」と指摘。加えて、「6月に入ってからの14.1イニングで防御率は5.65にまで悪化。この苦境の中でも彼は前を向こうとしているが、依然として不安定な状態が続く可能性もある」などと綴っている。
また同メディアは、5月以降、山本が中5日での先発を続け、登板数が増えている点なども今後への懸念材料に挙げる。だがその上で、「チームは今、ヤマモトにより多くを求めており、エースの健康には引き続き注意を払っているものの、デーブ・ロバーツ監督はイニング制限を設けるなど、ヤマモトの扱いを変える予定はないと語る」と説明。
続けてロバーツ監督のコメントとして、「彼は今、我々のベストピッチャーだ。リリーフを多用したり、オープナーを使ったりしている現状では、彼にボールを託さなければならない」と述べるなど、日本人右腕への強い想いを明かしたことが紹介されている。指揮官からは他にも、「もう“適応期間”は終わった。現状では彼にはマウンドに登ってもらわなければならない」との言葉も発せられている。
やはり山本への期待は大きく、誰よりもチームに白星をもたらすピッチングが求められている。ここからのシーズン中盤での戦い、背番号18のパフォーマンスにはさらに多くの視線が注がれることになるはずだ。
