P500」月例レポート】
セクター別では、マグニフィセント・セブンが含まれるセクターが好調で、2024年に最も好調だったのはコミュニケーションサービス(アルファベット とメタ・プラットフォームズ が含まれます)で38.89%上昇(2021年末以降では27.73%上昇)、次いで情報技術(アップル 、マイクロソフト 、エヌビディア が含まれます)が35.69%上昇(同50.86%上昇)、一般消費財(アマゾン・ドット・コム 、テスラ が含まれます)が29.13%上昇(同13.68%上昇)しました。金融セクターにはマグニフィセント・セブン銘柄は含まれませんが、2024年は28.43%上昇し(同23.75%上昇)、公益事業も19.58%上昇(同5.84%上昇)しました。最もパフォーマンスが悪かったのは素材セクターで、2024年は1.83%下落と、唯一下落したセクターとなりました(同7.00%下落)。
●インデックスの動き
○12月の株式市場は力強いスタートを切り、1週目に史上最高値を4回更新しましたが、その後に下落しました。マグニフィセント・セブンが市場を牽引し、全体では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回りました。ダウ・ジョーンズ工業株価平均(ダウ平均)も終値で4万5000ドルを突破して過去最高値を1回更新しましたが(4万5014.04ドル、最高値更新は2024年に48回目)、やはりその後に下落し、1974年10月以来となる10営業日続落を記録しました。
⇒12月にS&P500指数は2.50%と大幅に下落しました(配当込みのトータルリターンはマイナス2.38%)。11月は5.73%上昇(同プラス5.87%)、10月は0.99%下落(同マイナス0.91%)でした。
⇒過去3ヵ月間(2024年第4四半期)のS&P500指数の騰落率は2.07%の上昇となりました(同プラス2.41%)。
⇒2024年通年では、S&P500指数は23.31%上昇しました(同プラス25.02%)。2023年は24.23%上昇(同プラス26.29%)、2022年は19.44%下落(同マイナス18.11%)でした。
⇒12月は値上がり銘柄数が減少し、値下がり銘柄数を大幅に下回り、値上がり銘柄がわずか54銘柄だったのに対し、449銘柄が値下がりしました(11月は385銘柄が値上がり、118銘柄が値下がり、10月は199銘柄が値上がり、304銘柄が値下がり)。
⇒12月は21営業日のうち9営業日で上昇しました(11月は20営業日のうち15営業日で上昇、年間では252営業日のうち143営業日で上昇)。5営業日で1%以上変動し、そのうち2営業日が上昇、3営業日が下落(1営業日は2.95%下落)でした。これに対して11月は3営業日で1%以上変動し、そのうち2営業日が上昇(1営業日は2%超上昇)、1営業日が下落でした。2024年通年では50営業日で1%以上変動しました(31営業日で上昇し、そのうち3営業日で2%以上上昇、19営業日で下落し、そのうち4営業日で2%以上下落)。
⇒11セクターのうち、3セクターが上昇しました(11月は11セクターすべてが上昇)。
○S&P500指数の時価総額は12月に1兆2240億ドル減少して(11月は2兆7930億ドル増加)、49兆8050億ドルとなりました。年間では9兆7660億ドル増加しました。2023年は7兆9060億ドルの増加、2022年は8兆2240億ドルの減少でした。
○ダウ平均は、12月に終値での最高値を1回更新し(年初来では48回)、終値で4万5000ドルを突破しました(終値の最高値は4万5014.04ドル、取引時間中の最高値は4万5074.63ドル)。なお、11月は4回、10月は7回、9月は7回、8月は4回、7月は3回、最高値を更新しています。ダウ平均は12月に5.27%下落して(配当込みのトータルリターンはマイナス5.13%)4万2544.22ドルで月を終えました。11月は7.54%上昇して(同プラス7.74%)4万4910.65ドル、10月は1.34%下落して(同マイナス1.26%)4万1763.46ドルでした。過去3ヵ月(2024年第4四半期)では0.51%上昇(同プラス0.93%)、2024年通年では12.88%上昇(同プラス14.99%)となっています。2023年は13.70%の上昇(同プラス16.18%)、2022年は8.78%の下落(同マイナス6.86%)でした。

