【独自】SNSで知り合った女子中学生2人を誘拐し性的暴行…容疑者の父が明かした「意外な素顔」
別人になりすましてデートをセッティング
またもや、SNSがきっかけで未成年者が事件に巻き込まれた。
女子中学生2人を乗用車で連れ去り、ホテルで性的暴行を加えたとして10月8日までに、警視庁千住署は会社員の沢村大輔容疑者(39)を不同意性交やわいせつ誘拐などの疑いで逮捕した。
「被害に遭った女子中学生の1人と沢村容疑者はSNSを通じて知り合っていた。沢村容疑者が『会いたい、会おう』としつこく迫ったので9月1日に足立区内の路上で待ち合わせすることになったのですが、不安だった女子中学生は友人に付き添いを頼んだ。自転車で待ち合わせ場所に向かうとSNSのプロフィールの写真とはまったくの別人の男が現れたため、その場から離れようとしたといいます」(全国紙社会部記者)
沢村容疑者は自転車で逃げる女子中学生2人を数百mにわたってレンタカーで追い回し、車に乗るよう強く迫った。その後、無理やり2人を車に乗せて埼玉県川口市内のホテルに連れ込み、犯行に及んだという。
その後、被害に遭った女子中学生が保護者に相談したことで事件が発覚した。
「川口市内のホテルに連れ込んで足立区内の路上で解放するまでの間、女子中学生2人を逃げられないよう支配下においていたことで、沢村容疑者は監禁の罪にも問われています。女子中学生は警察の事情聴取に『言うことを聞かないと何をされるかわからなかった』と話しているそうです」(前出・社会部記者)
沢村容疑者は荒川と隅田川にはさまれた、閑静な住宅街で育った。
近くに住む女性は、「ダイちゃん(沢村容疑者)には、小学生の頃の“目がクリクリしたかわいい子”という印象しかないですね。最近はほとんど見かけなかったし、どこで何をやっているのかわからなかった」と話した。
容疑者の父親が直撃に明かした本音
郵便物を取るため玄関先に現れた父親に、沢村容疑者の最近の様子を聞くと、「あんまり話したくねえなあ」と言った後、吐き捨てるようにこう続けた。
「普段と変わんないよ。こっちがびっくりしてる。俺は30年以上、アイツ(沢村容疑者)とつきあってるけどさ、はじめてなんだよ、こんなことしたの。これまで犯罪なんて犯したことないんだからさ。たまたま魔が差したのか? ぐらいしか思いつかないんだよ」
SNS上に偽の顔写真をアップし、レンタカーを用意するなど「魔が差した」どころか用意周到だった沢村容疑者は、警察の調べに対し、
「わいせつな行為はしたが同意があった。女の子が自分からついてきたので誘拐や監禁はしていない」
と主張しているという。被害者のためにも、一刻も早い真相解明が求められる。