若者にとってレジャー施設やおしゃれなホテルとして利用されているというラブホテル。その一方で、昔ながらの暗い、古いイメージのラブホテルも脚光を浴びているそうです。9月23日放送『北野誠のズバリサタデー』(CBCラジオ)では、『回転ベッドを追いかけて』(hayaoki books)の著者で、昭和ラブホテル愛好家のゆななさんに、その魅力について語っていただきました。

昭和のラブホはゴージャス!

ゆななさんは単身で北海道から沖縄まで全国の昭和的なラブホテルを100軒以上巡り、SNSやメディアを通じてその魅力を発信。

著書『回転ベッドを追いかけて』では4年間かけて集めた魅惑的なお風呂やベッドの写真、オーナーやラブホデザインの巨匠・亜美伊新さんへのインタビューなどを収録しています。

ゆななさんが昭和ラブホに興味を持ち出したのは、大学生だった約5年前。

たまたまネットを見ていたらスペースシャトルの形をしたベッドが目に留まり、「まだこんな場所があるんだ」という驚きと、その部屋に行ってみたいという好奇心に火がついたのだそうです。

北野が昭和のラブホをひと言で表すと「ゴージャス」。

ひと部屋に億単位のお金をかけたり、一見意味がないように見える設備がついていたりと、無駄に(!?)豪勢な造りになっていたりします。

ゆななさんが初めて行ったのが、東京都大田区にあるホテルニューアリス。

アリスといえば鏡の国ということで、全部屋鏡張りという造りに衝撃を受け、「もっといろいろなホテルに行ってみたい!」と思われたそうです。

昭和ラブホの見つけかた

北野が本の中で気になったホテルは、ホテルブルージュ(千葉県柏市)。
イタリア人の職人を呼んで作ったホテルの総工費はなんと36億円!
美術館と見紛う外観で、誰もラブホとは思わないかもしれません。

また、大阪の京橋にあるホテル富貴は、いかにも昭和風が感じられる作りで昔から有名とのこと。

ゆななさんが昭和ラブホのリサーチに利用するのは、ラブホテルの検索サイトだとか。
画像や公式サイトのアドレスが載っていないホテルは古いのではないか、と目星をつけるそうです。

それと、ホテルの名前が「ニュー〇〇」というのも、昭和ならではの特徴だそうです。
「ニュー」が逆に古いというのは、「ナウい」が今やナウくないのと似ているのかもしれませんね。

東海地区でおすすめのホテル

北野が行ってみたいと思ったのが、千葉市にあるホテルUFO。
外観はまさに円盤型飛行物体ですが、これはピンクレディーの『UFO』がヒットしていた時に建設されたそうで、もう40年以上も前から存在していたということになります。

ゴージャスな造りのラブホテルでは、果たして採算は取れているのか心配になります。
しかし、ゆななさんがオーナーさんに尋ねたところ、意外にも「2、3年で元が取れる」という意見が多いそうです。

番組が放送されている中京圏では、三重県伊勢市のホテルべんきょう部屋がおすすめというゆななさん。
名前がユニークですが、こちらにもスペースシャトル型のベッドがあるそうです。

また愛知県小牧市にあるホテルミユキには真っ赤な円形ベッドがあり、無料サービスで飛騨牛の牛丼が出るという話題も出ました。
(岡本)
 

北野誠のズバリ
2023年09月23日10時29分〜抜粋(Radikoタイムフリー)