【採点寸評|川崎】天皇杯の疲労はあったとはいえ...完敗を喫する厳しい出来[J1第26節 C大阪 3−0 川崎]
Jリーグは9月2日、J1第26節の7試合を各地で開催。ヨドコウ桜スタジアムではセレッソ大阪対川崎フロンターレが行なわれ、C大阪が3−0で勝利した。
【PHOTO】川崎の出場16選手&監督の採点・寸評。唯一の光明は2トップで活きた山田か。山村は2本のPKを献上
前半はお互いに相手ゴールに迫るシーンを作るが、決め切ることができず、スコアレスで試合を折り返す。
迎えた後半、C大阪が均衡を破る。52分、ジョルディ・クルークスのクロスが相手のオウンゴールを誘い、先手を取る。これで勢いに乗ったホームチームは、72分にレオ・セアラのPKでリードを広げる。
▼川崎のチーム採点「4.5」
チーム一丸となってPK戦を制した水曜日の天皇杯・新潟戦から中2日。アウェー連戦となっただけに、疲労の度合いを考えたのだろう。鬼木達監督は先発を入れ替えながら、従来の4−3−3ではなく、3−5−2への変更を選択した。
立ち上がりこそ慣れないシステムにミスが続いたが、20分頃からは安定し、守備時は5バックになりつつ、ウイングバックを活かした攻撃でチャンスを作った。もっとも、脇坂泰斗らが前半の決定機を決め切れなかった点が、後に響いたとも言える。
後半へ選手交代なしで臨んだが、C大阪の攻撃に押され始めると、マークのズレが生じた52分に警戒していたはずのクロスから失点。点を取りに前に出たところを2本のPKで突き放されて完敗を喫した。
厳しいスケジュールであったことは留意すべきだろう。しかし、勝負どころで後手に回り、自慢の攻撃も湿り気味。誰もが勝利のために全力を尽くしていることは痛いほど分かるが、アウェーでの完敗は厳しく採点せざるを得ない。リーグ戦では2分4敗と、6戦勝利なしの負のスパイラルから抜け出せずにいる。
現実を見つめながら、流れを変えられるか。指揮官も選手も、一度入る数日のオフを経て切り替えられるかがポイントだ。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
