「PSGは失敗を続けている」「中村俊輔を獲得してほしいと頼んだのは私なんだ」パリを離れたポチェティーノが本音や真相を激白!【直撃インタビュー】
レビンスキ記者:エムバペは現時点で世界ナンバーワンの選手だろうか。メッシやクリスティアーノ・ロナウドよりも、すでに上回っていると見る向きもある。
ポチェティーノ:個人的には、メッシが今もナンバーワンだと思う。当然、エムバペはその称号を引き継ぐべき存在だ。私はネイマールも世界一のひとりだと考えている。
レビンスキ記者:ネイマールが移籍を望んでいると報道されていたけど、そのニュースに驚きは?
ポチェティーノ:たしかネイマール本人が、自分の未来にはあらゆる可能性があると言ったんだよね。それが大袈裟に伝えられているのかなと。私はネイマールとの仕事を楽しんだし、彼を重要な選手と考えていたが、いまのPSGがどう捉えているかはわからない。
レビンスキ記者:君が考える優れた監督とは? 最近は独自の哲学を持った指導者がそう評価される傾向にあるよね。例えば、グアルディオラやクロップのように。2人には彼らだけのメカニズムがある。
ポチェティーノ:フットボールは基本的に、選手たちのものだと私は考えている。監督はあくまで、彼ら主人公たちを輝かせるための存在に過ぎない。手法やメソッドはたしかに大事だが、それがもっとも重要なファクターとして語られることに賛同はできないし、何をもって独自と言えるのかという疑問もある。このスポーツに特許はないからね。グアルディオラといえど、彼のみが持ち合わせているものなどおそらくない。
レビンスキ記者:では、なぜ特別視されるのだろう。
ポチェティーノ:英雄や崇拝の対象を、人々がつねに求めているからだろう。大きな勝利や成功を掴むには、フロントのバックアップも不可欠だ。例えばマンチェスター・シティやリバプールのフロントは、監督を信頼し、全面的に支援してくれる。エスパニョールやサウサンプトンといったチームを率いるよりも、その意味では恵まれていると思うよ。
レビンスキ記者:PSGはどうだった?
ポチェティーノ:さっきも言った通り、昨シーズンのPSGは圧倒的な強さを示してリーグ優勝を成し遂げた。それでも、たったひとつの敗北が問題視されてしまう。かたやマンチェスター・シティは、同じくチャンピオンズリーグでマドリーに(準決勝で)逆転負けを喫しても、監督の進退問題に発展することはない。翌週には何もなかったかのように、アーリング・ハーランドの獲得まで発表していたが、こうも違うのかと驚いたよ。
レビンスキ記者:代表の話も少しだけ。今年のワールドカップで優勝する国はどこだと思う?
ポチェティーノ:アルゼンチン、フランス、ブラジル、スペイン、イングランドにチャンスがあるだろう。もちろん、常にサプライズは起こりうる。
レビンスキ記者:35歳のメッシは、唯一まだ達成していないワールドカップ制覇という夢を果たせるだろうか。
ポチェティーノ:もちろんさ。フィジカルも素晴らしい状態を保っているし、年齢は関係ないよ。意欲と野心だっていまも旺盛だ。本大会を最高のコンディションで迎えられれば、可能性は十分にある。
レビンスキ記者:ではこれが最後の質問。最近、日本のサッカーを観る機会はあったかい?
