リタイアメント世代に安心を届ける「みらい定期便」、インカム収益で安定分配を実現して資産価値も保全する
マルコ 私たちがこのファンドの運用を開始したのは、特に、退職予定の方のインカムニーズに対し、従来の商品では十分ではないと実感したからです。投資家の退職に備えたポートフォリオでは、リスクとボラティリティの低減が重要です。しかし、近年は金利が非常に低い水準にあり、これまでのインカム収入では不十分です。時にマイナス金利になるなど、インフレ率を下回ります。
私たちは株式や債券や収益性の高い証券など多様なエクスポージャーを通じ、優れたインカムフローをグローバルに生み出すことを目指します。
森山 人生100年時代に備え、特に退職を見据えた投資家の方々の資産運用ニーズに応えるために設計されたバランス型ファンドです。「使う楽しみ」が長く続くために設計された新しい分配金の仕組み、かつ、世界中のあらゆる資産から高利回り、かつ、割安な銘柄を発掘し、分配金を毎月お支払いして、分配金控除後の資産の成長も同時に目指すファンドとなっています。
――不安定な相場が続く中、好調なパフォーマンスになった要因は?
マルコ 私たちのポートフォリオは、世界の様々な資産クラスに分散投資しています。近年、世界は大きな事象に見舞われています。世界金融危機、新型コロナウイルス、ロシアのウクライナへの侵攻などです。中央銀行が毅然と対応する中、「みらい定期便」は厳しい環境をうまく乗り切ることができています。その鍵は柔軟な運用アプローチです。
例えば、当ファンドの株式ポジションは、配当利回りが高く、安定的で成長性のある優良銘柄で構成されており、金融株とエネルギー株の比重が高くなっています。利回りの上昇やコモディティ価格の上昇から、それぞれ恩恵を受ける一方、債券は中央銀行の引き締めやインフレ圧力のリスクに直面しています。しかし、私たちは信用力や絶対的金利感応度の低さから、厳選された証券へのエクスポージャーは維持しています。
また、株式市場の中でも過度なデュレーションの分野は避けています。ここ数年の金利低下環境から恩恵を受けていた分野です。配当は注目度が低いですが、投資の要点となります。今後のインフレ率はしばらくの間、かなり高い水準にとどまるでしょう。市場はまだ新しい現実への過渡期にあります。
森山 当ファンドは2019年8月に設定され、2020年のコロナショックなどのマーケットのクライシスを乗り越え、2022年3月末時点、基準価額は13,114円、純資産総額は約161億円になっています。これまでにお支払いした設定来分配金累計額は、1万口当たり税引前915円です。
「みらい定期便」は、世界中のあらゆる株式や債券のみならず、資産担保証券、REIT(不動産投信)などのあらゆる資産の中から、割安で高利回りが期待できる資産に分散投資を行っています。ただ、市場環境は一定ではないため、その都度、注目すべき銘柄は変わります。アムンディグループのグローバルなリサーチ体制のもと、徹底した分析により、そのときに期待できるインカム資産、あるいは、割安であり値上がりが期待できる資産に機動的に分散投資を行っています。
