投網式対ドローンバズーカ『SkyWall 100』が登場、空港に進入する危険なドローンをネットを飛ばして捕獲
英国のスタートアップ OpenWorks Engineering が、ドローン対策用のバズーカ砲「SkyWall 100」を発表しました。バズーカと言ってもロケット弾を発射するものではなく、空港に侵入しようとする不審なドローンを捕獲するネットランチャー方式です。
【ギャラリー】SkyWall 100 (7枚)
最近のドローンの発展は目覚ましいものがあるものの、利用人口が増えると、どうしてもマナーのよくないドローンオーナーも現れてしまいます。その結果、危険な場所や禁止区域に侵入しようとするドローンの例はあとを絶たず、日本でも一時話題となりました。なかでも、空港へのドローン侵入は、航空機のパイロットが危険を覚えるほどに接近する例が多数報告されており、米国ではドローン規制導入のきっかけにもなりました。ただ、空港では対策用ドローンやワシを飛ばすわけにも行かず、実際にドローンの侵入があったときにこれといった切り札がないのが実際のところです。
SkyWall 100は、こうした状況で便利な対ドローンバズーカ。ネットが入ったカプセルを発射し、不審ドローンを捕獲します。射程距離は100m。ネットに捕らわれたドローンは当然落下してしまいますが、このネットにはパラシュートが付いているため、たとえ不審ドローンであってもむやみに壊してしまうことはありません。また破壊せずに捕獲するため、撮影データなどからオペレーターを特定できる可能性もありそうです。
SkyWall 100の本体は、長さ1.3m、重さは約10kg。ネットの射出にはガス圧を利用します。
OpenWorks Engineering によると、現在は7か月ほどの納期がかかり、価格は購入規模とその他の要因で変動するとのこと。年内にはいくつかの顧客への引き渡しも控えている模様です。
ちなみに、紹介動画では空港での利用をアピールしていますが、OpenWorks Engineering いわく、それ以外の場所でも利用可能とのこと。ただ日本では、まず銃所持許可ほかの資格・免許が必要かどうかを確認する必要がありそうです。それ以前にこんなものを持ち歩いていては警察官からの職務質問は避けられそうもありません。
