キャベツの“ボロン”効果で潤い美人になる!
ダイエット時にキャベツを食べる人も多いでしょう。キャベツには食物繊維やビタミンCが多く、カロリーも低いためダイエット向きの食材と言われています。実はキャベツには女性ホルモンを高める驚きの効果もあるのです。それはキャベツに含まれる“ボロン”という成分の働きによるもの。キャベツを食べて、潤いのある美人になりましょう。
女性ホルモンを高める“ボロン”の効果がスゴイ!ボロンはホウ素の一種で、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンを活性化する働きがあります。女性は一定の生理周期によってエストロゲンが増減します。生理が終わってから排卵日までは、エストロゲンが増加するので、心身が穏やかでお肌も潤っている状態になりますが、排卵日を過ぎると急激にエストロゲンが減少するため心もお肌もボロボロに。ボロンの嬉しい効果は、女性ホルモンに働きかけることで発揮されます。エストロゲンの分泌が高まれば、肌は適度な油分で潤い、女性らしい艶やかな肌になるのです。
ボロンにはビタミンDを活性化する働きがあることも分かっています。ビタミンDは、骨や歯を強くする働きに加えて、免疫力にも深く係わっているビタミンです。ボロンの摂取によってビタミンDが活性化し免疫力がアップすると、風邪やインフルエンザにかかりにくくなるメリットもありますが、ここで注目したいのは、お肌の免疫力もアップすること。免疫力が高いお肌は、さまざまな刺激によるダメージを受けにくくなります。特にダイエット時は、栄養が不足しがちで肌トラブルが起きやすくなりますが、キャベツに含まれるボロンの効果で、キレイなお肌を守ることができます。
ポイントはキャベツを生で食べることダイエットが原因でホルモンバランスが崩れてしまうこともありますが、キャベツを食べれば、ボロンの効果でホルモンのバランスを保ちながら、お肌の調子も整えていくことができます。ただ、ボロンには熱に弱い性質があるので、効果を実感するには生で食べる必要があります。体を冷やす生野菜は、ダイエット時は避けたほうがいい側面もありますが、他の温野菜などを食べることでカバーしましょう。
writer:岩田かほり