学生の窓口編集部

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12月17日放送、「カンブリア宮殿」(テレビ東京)では、デパ地下向けの年末向け商品について。客を釘付けにしているのは酒の肴を扱う店。伍魚福は珍味の専門店。価格は決して安くない。思わず食べたくなるラインナップで客をつかむ。400種類以上あって選ぶことができる。

伍魚福は東京から地方まで全国4,000箇所で販売して売上は22億円に登る。山中社長は自社製品のアレンジ料理などを語る。ボーナスだけでなく給料も現金手渡しだ。工場と二人三脚で全国区になるまで育て上げた。

珍味は一般的に、鮮魚工場や水産加工会社の一部門として作られる。加工に向いたタラやイカなどが珍味の材料として使われるが、例外的にウニなども珍味の材料として使われる。

北海道・根室市の水産加工会社、根室大喜は、もともとはウニの専門店。生うにを仕入れて身を取り出し、木箱に貼り付けて生うにとして出荷する。出荷先は東京築地市場などの全国の市場だ。そこで仲買人などにウニをセリで売る。売るのは東京築地市場の従業員だ。大喜は出荷までを担当。

ウニには、商品にならないクズのウニやあまりのウニがでる。基本的に築地市場はマーケットが大きく、クズのウニでも引き取ってくれるのが特徴だ。だが余ったウニを使って珍味製造に乗り出している。塩を購入してきてウコンで色付けし、ウニ塩として売り出しているが人気商品となっている。また醤油などにも味付けとしてウニを添加し、ウニじょうゆや卵かけ御飯用の調味料としても販売されており人気だ。渡辺社長は「今後はウニのアイスクリームやマヨネーズなども手がけていきたい」と語る。

近所の珍味加工会社と提携してタラの身を仕入れ、ウニのフレーバーをつけて売り出すなどしており、デパートが選定する「北のハイグレード食品」の座を狙う。単価はくずウニを使っているため原価が安く抑えられ、相場よりも安い。すべて手作業で社長自ら作っており、丁寧な仕上がりも人気のひと品だ。有楽町の「北海道どさんこプラザ」でテスト販売されて、新規商品が数多くある中で1位を独占し、レギュラー商品化してラインナップに入った。北海道はおみやげや珍味の激戦区だが、そこで堂々健闘している。

このように、ウニの珍味などもあり、珍味業界は思わず食べたくなるようなラインナップ、高級路線で顧客のハートを掴んでいる。